地方財政ダッシュボード

秋田県藤里町の財政状況(2010年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

人口減少に歯止めがかからず、この1年でも67人が減少し、また高齢化率(平成23年3月末)は39.1%(0.4%増)と秋田県でも上位に位置している。町主産業の農林業を取巻く状況は、依然と米価の下落や木材需要減と芳しくなく、また、長引く景気低迷による雇用環境の悪化等による給与収入の減少は町民税収額の減少を招くなど、同指数の改善となる施策を見出せず、町財政基盤の脆弱性がますます加速しているのが現況となっている。町第5次行政改革大綱や集中改革プランに盛り込まれた計画に従いながら、これまでの財政健全化の努力を今後も継続し、「将来に向けて持続可能な行政基盤」の確立を図る。

財政力指数

財政構造の弾力性

前年度より4.5ポイント下回り、類似団体平均を1.6ポイント下回っている。分母となる地方交付税や臨時財政対策債の大幅な増が主な要因となっている。分子については、早期退職等による人件費の減、償還計画による順調な公債費の減等があったが、施設管理の物件費の増や特別会計への繰出金の増等により前年度比1.0%増となっている。今後も維持管理費、建設公債費との均衡が取れるよう使用料の見直しによる繰出金の削減や、定員適正化計画(H24.4.1まで)の確実な進捗など、経常経費の削減に努め、現在の水準を維持する。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費、物件費及び維持修繕費の合計額の人口1人当たりの金額は、類似団体平均を下回っている。しかし、人件費においては、早期退職等により前年度より改善できているものの、類似団体平均よりも多くなっており、物件費や維持修繕費については、類似団体平均より減となっているが、前年度より増額となっている。今後は定員適正化計画(H24.4.1まで)の確実な進捗、民間への委託が可能な部分についての検討や、施設管理計画の再度の見直し等により、コストの低減を図っていく方針である。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数については、対前年増減が5年ぶりに減となったが、類似団体平均より上回っており、これは例年に比較すると昇格者が多少ではあるが多かったものと分析する。当町のように職員数が少ない場合、職員の年齢構成等により、同数値に顕著に表れるが、同数値は職員の業務に対する意欲などにも少しならず影響する事項であるため、適正数値を常時模索しながらの対応とする。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

類似団体平均をやや上回っている。現在、定員適正化計画(H14~H24:-17人)を実行中であるが、年々人口が減少しており職員は減っているものの数値の減少として現れない。今後も、住民サービスの低下を招かない範囲での計画の見直しも視野に確実な実践に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

前年度より改善されているものの未だ類似団体平均を上回っている。公債費はピークを過ぎ、年々順調に減少しているが、公営企業の地方債償還の財源に充てられる繰出金は、水道や下水道事業の償還額のピークに併せて緩やかに増加していく。三セクへの債務負担を含む公債費に準ずる債務負担行為については減少予定である。今後も引き続き、厳正な事業計画により計画的な起債を進めて行くこととし、公営企業会計繰出金については、上下水道料金の適正化を図るとともに公債費への平準化債充当により削減を進め、第三セクターの藤里開発公社については、更なる経営合理化のため対策を検討し、新たな債務負担を不可としたうえで、比率の改善を図る。

実質公債費比率

将来負担の状況

類似団体平均を大幅に上回っており、主な要因として、依然と高水準な地方債現在高や公営企業債等の繰入見込額、第三セクターの藤里開発公社への損失補償が挙げられる。前年度より16ポイント改善されており、今後も年々改善していくためには、地方債については、引き続き、厳正な事業計画により計画的な起債を進めて行くこととし、公営企業会計繰出金については、上下水道料金の適正化を図るとともに公債費への平準化債充当により削減を進め、第三セクターの藤里開発公社については、更なる経営合理化のため対策を検討していく。また、基金への積立ても積極的に実施する。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

類似団体平均と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっているが、要因として、ゴミ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることがある。一部事務組合の人件費分に充てる負担金や物件費に分類されている賃金といった人件費に準ずる費用を合計した場合の人口1人当たりの歳出決算額は類似団体平均を上回っており、今後は、現在実行中の「町職員定員適正化計画」の実践とあわせて、一部事務組合の可能な範囲での合理化等についても、提言していくこととする。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は類似団体平均と同数値となっているが、前年度より0.7ポイントの増となった。その要因には、指定管理委託や臨時職員増員などの職員人件費等から賃金や委託料(物件費)へのシフトが起きているためである。このことは、物件費が上昇しているのに対し、人件費が低下傾向にあるという比率の推移にも現れている。今後は、その内容を精査し、また、効果等の検討を加えながら対処したいと考えている。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているが、ほぼ横ばいでの推移となっている。当町の扶助費に計上されている主なものとして、福祉医療費、子ども手当・児童手当、障害者支援事業費、保育園費等が挙げられる。中でも自立支援給付費等の障害者支援事業費が最も多くなっている。該当障害者の加齢に伴う重度化等により年々増加傾向となっている。これが、類似団体平均を上回る要因となっているものと分析する。今後も、引き続き、適正な障害区分認定審査会の運営や、保育料等の利用料金の改善を検討していくこととする。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他(維持修繕費、繰出金)に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っている。しかし、今後、平成23年度からの水道特別会計での建設事業開始や、下水道関係特別会計(公共下水道、農業集落排水、合併浄化槽)に係る地方債の償還額の増加等、普通会計の負担が大きくなってくる。独立採算の原則に立ち返り、上下水道料金の適正化を図るとともに、公債費への平準化債充当による削減を進め、より一層の経営改善に努めていくこととしている。

経常収支比率(その他)

補助費等

類似団体平均と比較すると、補助費等に係る経常収支比率は低くなっているが、過去5年間の比率を見ると、類似団体平均とほぼ同推移となっている。平成20年度は12.3%であったが、年々減少して平成22年度は10.5%まで改善した。この要因として、補助費等総額の約66%を占めている一部事務組合に対する負担金の減少が挙げられる。今後は、町単独補助金については、補助対象団体の事業実績と収支状況等を十分に見極めたうえで、適正な補助金の交付を行うこととしている。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費はピークを過ぎ、年々順調に減少しており、公債費に係る経常収支比率は類似団体平均と同数値となっている。実質公債費率の構成要素である公債費に準ずる費用を合計した場合の人口1人当たりの歳出決算額は類似団体平均を上回っており、要因として、第三セクターの藤里開発公社への債務補償に係る債務残高が挙げられる。今後も引き続き、厳正な事業計画により計画的な起債を進めて行くこととし、公営企業会計繰出金については、上下水道料金の適正化を図るとともに公債費への平準化債充当により削減を進め、第三セクターの藤里開発公社については、更なる経営合理化のため対策を検討し、新たな債務負担を不可としたうえで、比率の改善を図る。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費を除く経常収支比率は類似団体平均よりも下回っている。前年度より2.6ポイント改善されている。改善された理由としては、分母となる地方交付税や臨時財政対策債の大幅な増が主な要因となっている。それぞれの要因等については、各項目で述べたとおりである。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

財政調整基金残高は順調に積立てできており、現在は554,537千円となっている。今後も財政調整基金は6億円くらいの水準に保ち、減債基金やその他特定目的基金へも積立てを行っていくこととしている。実質収支比率については、大きければ良いというものではなく、通常3~5%が適当とされている。当町の状況については、一度、平成20年度に1.91%まで落ちてしまったが、現在では望ましい範囲内で推移している。実質単年度収支については、ほぼ横ばいであり安定している。今後も、安定した数値で推移できるよう、計画的な財政運営に努めていくこととする。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

すべての会計が黒字となっている。特別会計については、赤字にならぬよう一般会計からの繰入れもしているが、今後も独立採算の原則に立ち返り、より一層の経営改善に努めていくこととする。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金については、ピークを過ぎ厳正な事業計画により計画的な起債を進めていることから、年々順調に減少している。公営企業債の元利償還金に対する繰入金については、水道事業及び下水道事業の償還のピークに併せて緩やかに増加していく見込みである。債務負担行為に基づく支出額については、第三セクターの藤里開発公社の償還金に対する補助金が主なものであり、減少していく見込みである。算入公債費等については、交付税措置のある起債の償還終了や近年の起債抑制等により、減少傾向となっている。実質公債費比率については、今後はしばらく減少していく見込みであるが、今後も同比率に用いる数値に影響をあたえないよう計画的に財政運営していくこととする。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高については、厳正な事業計画により計画的な起債を進めていることから、年々順調に減少している。債務負担行為に基づく支出予定額及び設立法人等の負債額等負担見込額については、第三セクターの藤里開発公社の償還金に対する補助金が主なものであり、減少していく見込みである。公営企業債等繰入見込額については、水道事業及び下水道事業の償還のピークに併せて緩やかに増加していく見込みである。充当可能基金については、財政調整基金・減債基金やその他特定目的基金に、可能な限り積立てを行っていく方針である。基準財政需要額算入見込額については、交付税措置のある起債の償還終了や近年の起債抑制等により、減少傾向となっている。将来負担比率については、今後はしばらく減少していく見込みであるが、今後も同比率に用いる数値に影響をあたえないよう計画的に財政運営していくこととする。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県藤里町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。