秋田県鹿角市:農業集落排水の経営状況(2016年度)
秋田県鹿角市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2016年度)
経営の健全性・効率性について
農業集落排水事業の経営についてですが、①の収益的収支比率を見ると、末広地区が平成28年度に全面供用開始したことに伴い、使用料(収益)と汚水処理経費(費用)が共に増加しており、前年度に比べ5.82ポイント増加しています。④の企業債残高対事業規模比率では、平成27年度で整備事業が終了したことに伴い、前年度より1,010.06ポイント減少していますが、地方債に依存した整備に加え使用料収入が低廉な状態により、類似団体平均よりも大きく上回っています。⑤の経費回収率では、使用料は増加しているものの、末広地区の供用開始による経費の増加や償還元金の増加により、前年度から3.15ポイント減少しています。また、従量制ではなく人数割を採用していることから、類似団体平均に比べ大きく下回っています。⑥の汚水処理原価では、末広地区の全面供用開始による汚水処理費の増が影響して、前年度から92.33円増加しています。⑦の施設利用率は、末広地区の加入が徐々に進んできたことにより、前年度から6.81ポイント増加しています。⑧の水洗化率も、⑦同様、前年度から14.32ポイント増加しており、類似団体平均から大きく下回っているものの、今後も増加傾向は続くものと見込んでいます。
老朽化の状況について
本市の農業集落排水事業は平成10年度から取り組み、平成13年度から供用開始しており、現在15年が経過していますが、他団体に比べ新しい施設であると言えます。そのため、現在のところ管渠等に係る更新費用等は発生しておらず、老朽化はありません。しかし、農業集落排水事業では地区毎に処理施設を有しており、設備や機器類の耐用年数は管渠等に比べ短いことから、初期に整備した地区の処理施設に係る設備・機器類の修繕等が始まっています。今後は、管渠と設備・機器類の更新時期が単年度に集中しないよう、優先度を適切に把握し計画的に対応していきます。
全体総括
本市の農業集落排水事業は、生活排水処理整備構想の見直しにより平成27年度をもって整備事業が終了していますが、地方債残高が多くあること、処理施設3箇所の経費が多額であること、経費回収率が低いことから、自主財源による経営はかなり厳しい状況にあります。今後は施設の維持管理へと事業がシフトしていきますが、これまで借り入れた地方債の償還や耐用年数を迎えている設備・機器類の更新に対応していくためには、維持管理費の抑制や水洗化率の向上に努めることはもとより、料金体系の転換や下水道事業への統合など大幅な経営の見直しを進める必要があります。将来に亘る事業継続のため、引き続き経営の安定化を目指して事業を推進していきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鹿角市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。