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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①②経常収支比率は100.03%であったが、使用料収入は元々少額なうえ既に水洗化率は100%になっていることから今後の増加は見込めず、一般会計からの基準外繰出金で補っている状況である。③流動比率が52.45%と低下したのは、浄化施設の工事に伴い流動資産が少なくなったためである。④企業債残高は減少し令和6年度で償還終了となる見込みである。企業債残高対事業規模比率について「0」となっているのは、現状、今後の償還については総務省が示す「分流式下水道に係る経費」の繰出基準に全額該当するものと判断し、残高の全額を一般会計からの繰入により償還するとしたことによるものである。⑤⑥経費回収率、汚水処理原価は、いずれも類似団体との比較では劣る状況であり、特に汚水処理原価は浄化施設の工事に伴い、大幅に高くなっている。今後も収入確保や経費削減のための対策を検討、継続的に実施していく必要がある。⑦施設利用率は60.00%で当面このまま推移するものと見込んでいる。⑧整備が既に完了し、水洗化率は100%となっている。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率は16.40%と低い値であるが、老朽化への対策あるいは新たな整備手法の検討をしなければならない時期に来ている。 |
全体総括当該事業地区は山間部にある小さな集落で、冬期間は特に雪が多くなる場所にある小規模施設である。水洗化率は100%であるが、処理区域内人口は約10人強と少ない。今後、人口が増加する可能性も低いため、使用料の増収は期待できない状況である。施設の老朽化とともにその対策や新たな整備手法を検討する必要がある。 |
出典:
経営比較分析表
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