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宮城県地方独立行政法人宮城県立病院機構:宮城県立精神医療センターの経営状況(2016年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2016年度)

地域において担っている役割

県内唯一の精神科基幹病院として,(イ)精神科救急医療の提供(ロ)自立生活支援事業の実施(ハ)児童思春期医療の提供(ニ)慢性重症者に向けた医療体制の整備等に取組み,県民に必要な医療・情報を提供するという役割を担っている。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

平成28年度決算において経常収支比率は105.5%と100%以上を確保できており,病院の単年度の収支は黒字となっている。医業収支比率は71.2%となっており,平均値を上回っている。病床利用率は76.0%と平均値以上に推移。総じて平均値を上回る経営状況となっている。連続して黒字で推移しているため,累積欠損金は発生していない。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率,器械備品減価償却率ともに,平均値を上回っている。本館の建設から38年が経過し,今後病院の建替も含めた計画的な更新が必要である。

全体総括

経常収支比率は100%以上を確保できており,単年度の収支は黒字を確保,また病床利用率,医業収支比率は平均値を上回っており,経営は安定している。今後,計画的な施設整備の更新を行っていく場合には,新たな償却負担等の経費が発生するため,経常収支比率が100%を下回らないよう,収益・費用の変動に注視していく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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