岩手県洋野町:特定環境保全公共下水道の経営状況(2021年度)
岩手県洋野町が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
(1)収益的収支比率総収入、総費用とも減少しており、総収入では、使用料収入は微増しているものの、他会計繰入金が総費用の減少幅以上に減少したことにより、約2%悪化しています。他会計への依存割合は77.83%(前年比0.58%減)と高く、使用料収入で賄えない汚水処理費用を使用料体系の見直しや水洗化の促進、費用そのものの抑制により賄っていかなければならない厳しい状況です。(2)経費回収率・汚水処理原価使用料収入、年間有収水量が伸びていることに加え、大規模な修繕を行わなかったこと等により汚水処理に要する経費が減少したことで、わずかながら改善しましたが、今後は、人口減少等に伴う使用料収入・年間有収水量の減と、施設の老朽化に伴う修繕費の増が見込まれるため、依然として厳しい状況です。(3)企業債残高対事業規模比率整備完了予定年度が令和8年度であることから、それまでは整備事業に係る起債の借入を見込んでいましたが、ここ数年は財政事情等により整備を進めていないことから、令和2年度比21.82%減少しています。地方債残高は減少傾向にあることから数値は同水準程度で推移していくものと見込んでおります。(4)施設利用率人口減少等により水洗化率が微減したこと等の影響により、本指標も前年比で微減(△0.29%)となり、類似団体の平均を下回っている状況となりました。引き続き、水洗化の促進に取り組む必要があります。(5)水洗化率本指標は、令和2年度までは年々上昇傾向にありましたが、人口減少等の影響により令和3年度は微減(△0.19%)となりました。類似団体の平均の約6割にとどまっており、まだまだ低い状況となっております。高齢化と人口減少が進行する中、急激な水洗化率の向上を望めない状況下にありますが、今後の動向に注視しながら引き続き水洗化の促進に取組みます。
老朽化の状況について
当該年度に更新した管渠延長の割合を示す本指標は、令和3年度も該当工事がなく0でありました。本町の管渠は、これまでの管路巡視点検の結果、早急に老朽化対策を行わなければならない状況に至っていない状況にあります。今後も計画的に管渠の巡視点検を実施し、適切な維持管理に努めていく必要があります。
全体総括
本町の特定環境保全公共下水道事業は、経営の健全性・効率性については、総収入、総費用ともに減少しており、使用料収入の伸びは見られるものの、総費用の減少幅以上に総収入が減少しており、わずかながら悪化しました。類似団体と比較しても、経営的に厳しい結果となっています。また、本町の場合、処理区域内の人口数、密度とも低いグループに位置しており、経営改善の道のりは険しいものとなっております。町の中心部で比較的人口が集積している種市地区(鹿糠地区、平内地区)の公共下水道が整備途上ですが、高齢化と人口減少が進むことを考えると、今後、整備が進み供用開始区域が広がったとしても、人口減を上回るほど水洗化人口が増えるかは不透明な状況です。整備済の地区の水洗化を促進するとともに、費用そのものの抑制を図りながら経営指標の改善に努めていく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の洋野町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。