北海道平取町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
「0.17」と類似団体を下回っている。これは主要産業である農業で、ハウス野菜などでの一定の成果を上げている一方、町内では中心となる産業が少なく財政基盤が弱いことに加え、人口の減少と超高齢化による就業者人口の減少、不況による地域経済の停滞による税収の落込みなど、自主財源の不足が大きな要因となっている。このことから、地域経済活性化対策の推進とともに、税収納率の向上による
財政構造の弾力性
経常経費のうち、公債費が年々減少傾向にあるものの、比率が「82.5%」と類似団体をやや上回っている。昨年度に比べて-4.4%向上しているが、物件費の抑制とともに職員構成の適正化による人件費の削減、総合計画での審議による優先度の高い事業の選択と実施など、効率的な行財政の運営を図る。
人件費・物件費等の状況
決算額が「284,571円」と類似団体平均を上回っているが、職員の年齢構成上、高齢の職員が多いところが大きく、今後も定年退職による新規採用の抑制と、民間でも実施可能な部分にいついては、施設の管理業務を指定管理者制度の導入による委託化をすることで、コストの低減をっていく方針である。
給与水準(国との比較)
職員の年齢構成上、高齢となる主幹・管理職が多いため、「97.2」と類似団体平均をやや上回っている。計画的な新採用職員の採用による職員構成の適正化を図るとともに、引き続き退職者の一部不補充、また定年退職者の再任用制度も有効に活用しながら人件費の抑制を図っていく。
定員管理の状況
町の面積が広く支所を設置しなければならないことなどから、「17.83人」と類似団体を上回っているが、今後10年間で40名以上の退職者が見込まれ、この分の新規採用職員を抑制して職員数の削減を行うなど、適正な定員管理を図っていく。
公債費負担の状況
コミュニティーセンター建設事業など過去の大型事業に係る起債の償還終了等により、年々率は減少しているが、「14.7%」と類似団体平均を若干上回っている。起債償還額は平成19年度をピークに減少に転じているが、今後とも緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、新規起債発行額を抑制することで財政の健全化を図る。
将来負担の状況
〔将来負担比率〕:財政調整基金や減債基金など充当可能基金があるうえ、地方債現在高も年々減少していくことから、「3.4%」と類似団体平均より大きく下回っている。今後も基金の適正な運用とともに後世への負担を少しでも軽減するよう、公債費等の義務的経費の削減を図り安定した財政運営に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
「24.0%」と類似団体平均より若干増となっている。年齢構成上、高齢な主幹・管理職が多いことから、今後も退職者一部不補充など適正な定員管理を図りながら縮減に努める。
物件費
〔物件費〕:行政区域が広く各施設が分散していることから、管理に要する経費がかさんでいることが大きな要因となり「15.3%」と類似団体平均を上回っている。今後は指定管理者制度の導入もさらに進めながら、施設管理費の削減を図っていく。
扶助費
「2.8%」と類似団体平均よりわずかに下回っている。障害者介護・訓練給付費、更生医療給付費など、今後においても適正な制度の運用に努めていく。
その他
〔その他〕:維持補修費や貸付金などのその他の経費については、「5.0%」と類似団体平均を大きく下回っている。今後においても同水準で推移していけるよう努めていく。
補助費等
〔補助費等〕:前年度より減少しているが、町立国保病院への繰出金をはじめとして、ごみ処理やし尿処理、消防などの各組合負担金が依然として高額で推移してはいるが、「12.1%」と類似団体平均よりやや下回っている。今後とも各種団体への補助金について再協議を重ねながら削減に努める。
公債費
コミュニティーセンター建設事業など、過去の大型事業に係る起債償還に伴い、「23.4%」と類似団体平均をやや上回っている。起債償還額は平成19年度をピークに、その償還額が年々減少に転じているが、今後も平取町総合計画に基づき、効率的な事業の実施による新規起債の発行抑制とともに、交付税算入率が高い優良起債の借入など財政の健全化に努めていく。
公債費以外
〔公債費以外〕:公債費を除く経常経費については「59.1%」と類似団体平均よりわずかに下回っている。今後とも経常経費の削減を進めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
平成22年度末における、財政調整基金算残高は7億7千7百万円(21.0%)あまり。残高は年々増加している状況だが、将来の財政運営のための貴重な資金としてさらに積み立てていく予定。実質収支については、翌年度への適正な繰越金額として、7千万円(2%)程度を見込んでいる。実質単年度収支については、前年度繰越金を除いた単何度収支から、財政調整基金の積立・取崩を除いた場合の数値であるが、平成22年度末で1億7千5百万円あまり(4.89%)となってい
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
国民権候補君病院特別会計で資金不足額(赤字額)があるが、その他の会計の実質収支額を合計すると黒字になるため、連結赤字比率は算出されないこととなる。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
ふれあいセンター建設などの過去の大型事業借入金の償還終了に伴い、年々償還額が減少していることなどから、平成21年度の決算において、起債借入の許可団体から協議団体への移行基準となる18%を下回る17.8%となった。以降、年々比率は減少しているが、近年はさらに、地方交付税需用額の算入率の高い優良起債のみ借入していることから、実質公債費比率は今後さらに大きな改善が期待できる。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
町の一般会計、病院・簡易水道などの特別会計、消防やごみ処理施設などの一部事務組合会計における起債残高など、平取町として将来負担しなければならない額が「将来負担額」。基金の残高や起債に対し交付税で措置(交付)される額などを合計したものが「充当可能財源等」「将来負担額」から「充当可能財源」を差し引いた額が「実質将来負担額」この「実質将来負担額」が標準財政規模に占める割合が将来負担比率であるが、平成22年度決算において平取町の実質将来負担額は1億円余り。割合として3.4%となっている。起債残高の減少や基金積立金の増などにより、H23年度決算以降は、実質将来負担額はないものと予想される。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
北海道平取町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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