経営の健全性・効率性について
平成28年熊本地震による被害により、使用料の減収が大きく響き、経営状態としては悪化してきている。今後復旧等が進めば少しづつ回復していくと思われる。
老朽化の状況について
平成28年熊本地震による被害により、管渠については一部の区間が被災したため復旧工事をおこなった。また処理場については地震の被害はほとんどなかったが、供用開始から15年経ち平成29年より機能診断調査をおこない今後のメンテナンスについて計画を立てながら老朽化に対処していきたい。
全体総括
平成28年熊本地震により大きな被害を受け経営的には非常に厳しい状況とはなっているものの、復旧が進むにつれ徐々に回復してくるものと思われる。また、今後の処理場の改築時期については、機能診断終了後公共下水道への接続も念頭に置き対処していきたい。さらに経営改善については平成32年度からの公営企業会計移行に伴う協議の中で議論されてり、経営戦略についてもは策定には至っていないが、公営企業会計移行までには策定することとしている。