東彼杵町：公共下水道

経営の健全性・効率性について

現在、処理場の管理については、業者に３ヶ年のプロポーザル形式による契約を行っており、平成２６年１０月の委託契約からは一部包括的民間委託を取り入れ、マンホールポンプ場の電力、光熱水費、薬品代、軽微な修繕等を含めた委託体系を取り入れている。平成２５年度に事業の見直しを行い、下水道区域の縮小を行っている。（区域外は浄化槽対応（時限付き補助の上乗せ有り））下水道未整備地区完了は平成３４年度の予定。

老朽化の状況について

本町の下水道は平成１０年より管渠整備を行い、平成１６年４月より随時供用開始をおこなっておいる。まだ比較的管渠が新しいため、不明水等の進入も少なく現在のところ有収率の高い状況である。長寿命化の策定も現在のところ行っていないが、平成３４年度で未整備地区の完了予定と同時期に長寿命化（第１期認可区域を中心に）策定予定。

全体総括

施設の効率性が少ないのは、大口の事業所が未接続の状態であるためである。（特定施設医療法人・リネン工場）個別協議をおこなっているが、排水施設に多額の金額を要するため、なかなか接続頂けない状況である。平成３４年度の公共下水道未整備地区完了予定までに接続して頂けるよう、今後も早期接続に向けて協議を重ねる。