経営の健全性・効率性について
給水区域が狭い簡易水道施設を2つ抱えており、それぞれの給水施設の維持管理を行っている。令和2年度より公営企業会計に移行した。上水道事業のダム建設負担金を拠出しているため企業債残高が多く、ダムにかかる企業債利息が増加し給水原価が前年度を上回っている。経常収支比率は100を上回り、また累積欠損金比率も前年度より減少しているが、一般会計からの繰入金約15百万円を含んでおり、一層の経営の効率化が必要となっている。
老朽化の状況について
管路の更新は実施済みであり、将来的な更新計画は今のところない。給水施設の老朽化が進んでおり、事業全体の見直しも必要な時期にある。
全体総括
簡易水道事業自体の見直し時期にある。施設の老朽化も進んでおり、上水道事業への移行も視野に入れて検討をしていく時期にきている。