新居浜市:工業用水道事業

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

201420152016201720182019202020210%累積欠損金比率
201420152016201720182019202020211,200%1,400%1,600%1,800%2,000%2,200%2,400%2,600%2,800%流動比率
2014201520162017201820192020202140%60%80%100%120%140%160%企業債残高対給水収益比率
20142015201620172018201920202021120%125%130%135%140%145%150%料金回収率
20142015201620172018201920202021940円960円980円1,000円1,020円1,040円1,060円1,080円1,100円1,120円1,140円1,160円1,180円給水原価
20142015201620172018201920202021210%215%220%225%230%235%施設利用率
201420152016201720182019202020210%10%20%30%40%50%60%70%80%90%契約率

経営の健全性・効率性について

新居浜市の工業用水道事業会計については、一定の収益性を確保し、継続して純利益を計上し、施設利用率は安定し効率的に利用されているが、工事や天候異常により長期断水になれば大幅な給水収益減となるリスクがある。一方、管路等施設は更新時期を迎えてきており、南海トラフ巨大地震等への備えを強化するため、数年前から管路の耐震化工事に着手している。そのため、減価償却費の増加等による経常費用の増加で、経常収支比率は減少傾向にあり、施設の更新に係る投資により企業債残高が増加傾向にある。新居浜市の工業用水道料金については、全国平均に比べて低料金であるが、事業全般にわたり一層の効率化を図り、平成30年度に策定した経営戦略に基づき、経営基盤の強化を進め、持続可能な工業用水道事業の経営に取り組んでいく。
2014201520162017201820192020202153%54%55%56%57%58%59%有形固定資産減価償却率
2014201520162017201820192020202143%44%45%46%47%48%49%50%管路経年化率
20142015201620172018201920202021-0%0.2%0.4%0.6%0.8%1%1.2%1.4%1.6%1.8%2%管路更新率

老朽化の状況について

建設当初に布設した非耐震管路が更新時期を迎えつつあるため、老朽化・耐震化工事が必要となっており、アセットマネジメントにより策定を行った経営戦略の投資財政計画により、計画的に老朽化対策・耐震対策による施設の更新等を進めていく。

全体総括

新居浜市の工業用水道事業は黒字決算を維持しているが、既存施設の老朽化対策や、南海トラフ巨大地震への備えを強化するために、施設の耐震化対策を行う必要がある。しかし、更新には多額の経費がかかることから、経営に与える影響等を考慮しながら、財源の確保に努めるとともに、経営戦略の投資財政計画に基づき、工業用水道の基盤強化に取り組んでいきたい。

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