工業用水道事業 特定環境保全公共下水道 県立安芸津病院 流域下水道 簡易水道事業(法適用) 県立広島病院
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・平成22年度以降はリーマンショックを契機とした景気低迷により個人・法人税の減収などにより低下傾向にありましたが,ここ数年の景気回復を受け法人2税等が増収傾向にあることから,財政力指数は回復傾向にあります。(基準財政収入額~平成22:2,201億円→平成24:2,368億円,平成25:2,387億円,平成26:2,532億円)・平成26年度は,地方消費税の税率引き上げや法人2税の増収などにより基準財政収入額が増加(2,532億円,前年度比145億円増)したことから,単年度の財政力指数は平成25に比べて0.01ポイント上昇しました。・3年平均値についても,ここ数年の上昇傾向を受け0.01ポイント上昇しました。
過去の経済対策や平成22年度に発生した庄原豪雨災害に対応するため発行した県債の据置期間が経過し元金償還が本格化するなど,臨時財政対策債を除く県債にかかる元利償還のピークを迎え公債費が増加(1,510億円,前年度比93億円増)したことや,平成25年度に行った給与カットの終了などにより人件費が増加(2,215億円,前年度比34億円増)したことにより,経常経費充当一般財源が増加したことから,経常収支比率は平成25に比べて1.1ポイント上昇しました。・今後は,「中期財政運営方針」に基づき,人件費等の経常的経費の適正化,県税の徴収強化などの歳出歳入の両面にわたる取組を行い,可能な限り,経常収支比率の抑制を図り,今後5年間は,少なくとも90%程度の水準に可能な限り近づけることにより,将来にわたって,県勢の持続的な発展のために必要となる政策的経費の確保を目指します。
・中期財政健全化計画(平成23~27)に基づき,事務事業見直しや計画的な職員数の削減などの人件費マネジメントに取り組んだ結果,減少傾向にあります。(平成26人件費2,887億円(平成22年度比118億円減),物件費251億円(平成22年度比5億円減))・平成26年度は,平成25年度に行った給与カットの終了などに伴い人件費が増加(2,887億円,前年度比70億円増)したことにより,平成25に比べて4,454円増加し,類似団体平均を6,184円上回っています。・今後は,「中期財政運営方針」に基づき,人件費等の経常的経費の適正化などの取組を進め,将来にわたって,県勢の持続的な発展のために必要となる政策的経費の確保を目指します。
・国家公務員において平成23(平成24.4.1)から平成24(平成25.4.1)まで,平均7.8%の給与減額支給措置が実施されていたことから,平成24(平成25.4.1)のラスパイレス指数は107.7となっています。・国家公務員の給与減額措置がなかったものとした場合は99.5であり,平成25(平成26.4.1)の100.0と比べると,0.5ポイント上がっています。これは,本県が自宅に係る住居手当を平成25年から廃止しており,これにより生じる公民較差を解消するため,給料表の水準調整の率を引き上げたことからと考えられます。・平成26(平成27.4.1)は,国と同様に県内の民間事業所において,昨年に引き続いて賃金引上げの動きがみられたことから,平成25(平成26.4.1)からほぼ横ばいの99.8となっています。・今後とも人事委員会勧告を踏まえて,適切な給与水準の維持に努めていきます。
・これまでも「行政経営刷新計画」(計画期間:平成23年度~平成27年度)に基づき,新規採用者の抑制や民間委託の推進等により一般行政部門で421人,教育部門で428人を削減するなど,計画的に職員削減を行ってきており,人口10万人当たりの職員数は低下傾向にあります。・平成26年度は,職員数を27人(0.09%)削減していますが,人口も0.1%減少しており,人口10万人当たり職員数は平成25年度に比べて1.59人の増となりました。・今後も,平成27年度に策定した「行政経営の方針」(取組期間:平成28年度~平成32年度)において,一般行政部門について,行政経営刷新計画の中期的な目標(4,200人:平成27年度4,333人)を念頭に置き,効率的な執行体制に取り組むこととしており,適切な定員管理に努めていきます。
・普通建設事業費の計画的な縮減(平成26年度1,033億円,平成22年度比109億円減)などにより臨時財政対策債を除く県債の発行抑制に努め,実質公債費比率は減少傾向にありましたが,平成26年度は,過去の経済対策や平成22年度に発生した庄原豪雨災害に対応するため発行した県債の据置期間が経過し元金償還が本格化するなど,臨時財政対策債を除く県債にかかる元利償還のピークを迎えたことによる公債費の増加により,単年度では平成25に比べて2.5ポイント上昇し,3年平均では0.9ポイント上昇しています。・今後は,「中期財政運営方針」に基づき,県債発行額の適切なマネジメントを行うことにより,実質公債費比率を抑制し,特別の財源対策に頼らない財政運営を目指します。
・中期財政健全化計画に基づき,普通建設事業費の計画的な縮減(平成26年度1,033億円,平成22年度比109億円減)などにより県債残高の削減に取り組んだ結果,将来負担比率は減少傾向にあります。・平成26年度は,臨時財政対策債を除く県債残高の減少(16,088億円,-387億円)などにより将来負担額が減少(26,671億円,-26億円)するとともに,標準財政規模が拡大(5,890億円,83億円増)したことから,将来負担比率は平成25年度に比べて9.5ポイント低下しているものの,類似団体平均を32.2ポイント上回っています。・今後とも,「中期財政運営方針」に基づき,県債発行額の適切なマネジメントを行うことにより,将来の公債費負担を軽減し,今後5年間で将来負担比率を220%程度へ抑制し,特別の財源対策に頼らない財政運営を目指します。
・中期財政健全化計画(平成23~27)に基づき,人件費マネジメントにより計画的に職員数の削減等を行ってきたことから,人件費の経常的経費充当一般財源等は減少傾向にあります。(平成22:2,325億円→平成24:2,213億円→平成25:2,181億円→平成26:2,215億円)・平成26年度は,給与カットの終了により人件費は増加したものの,他の費目が増加したことから,平成25に比べ0.1ポイント低下するとともに,計画的に定数削減を進めた結果,類似団体平均を4.6ポイント下回っています。・今後とも,「中期財政運営方針」に基づき,段階的な職員数の見直しなど,人件費の適切管理に取り組みます。
・中期財政健全化計画に基づき,事務事業の見直し等を行い,事業の選択と集中を図ってきたことから,物件費の経常的経費充当一般財源等については増加傾向にあります。(平成22:120億円→平成24:122億円→平成25:132億円→平成26:143億円)・平成26年度は,各種システム改修経費の増加等により,平成25に比べ0.1ポイント上昇しましたが,類似団体平均と比べ0.6ポイント下回っています。・今後とも,「中期財政運営方針」に基づき,経営資源マネジメントなどにより,事務事業の抜本的な見直しに取り組みます。
・原爆援護法等関係援護事業の対象者数の減少などにより,扶助費の経常的経費充当一般財源等は減少傾向にあります。(平成22:85億円→平成24:80億円→平成25:78億円→平成26:75億円)・平成26年度は,市町への事務移行により生活保護の医療給付費等が減少したことなどにより,平成25に比べ0.1ポイント低下するとともに,類似団体平均を0.6ポイント下回っています。
・中期財政健全化計画に基づき,事務事業の見直し等を行っていることから,その他経費の経常的経費充当一般財源等は減少傾向にあります。(平成22:160億円→平成24:89億円→平成25:90億円→平成26:103億円)・平成26年度は,道路や港湾といった公共土木施設の維持修繕経費の増加等により,維持補修費が増加したことなどから,平成25に比べ0.3ポイント上昇するとともに,類似団体平均を1.2ポイント上回っています。
・中期財政健全化計画に基づき,事務事業の見直し等を行っているものの,社会保障関係費の増嵩により,補助費等の経常的経費充当一般財源等は増加傾向にあります。(平成22:1,398億円→平成24:1,428億円→平成25:1,489億円→平成26:1,503億円)・平成26年度は,社会保障関係費の増加等により補助費等は増加したものの,他の費目が増加したことから,平成25に比べ0.2ポイント低下するとともに,類似団体平均を1.0ポイント下回っています。・社会保障関係費は今後も増加する見込みであるため,引き続き,適切な執行に努めます。
・過去数次にわたる経済対策等において県債を増発したことにより公債費の経常的経費充当一般財源等は高止まりしています。(平成22:1,290億円→平成24:1,417億円→平成25:1,417億円→平成26:1,510億円)・平成26年度は,臨時財政対策債を除く県債にかかる元利償還のピークを迎え公債費が増加したことから,平成25に比べ1.1ポイント上昇するとともに,類似団体平均を2.4ポイント上回っています。・今後は,「中期財政運営方針」に基づき,県債発行額の適切なマネジメントを行うことにより,将来の公債費負担を軽減し,特別の財源対策に頼らない財政運営を目指します。
・中期財政健全化計画に基づき,事務事業の見直し等を行っていることから,公債費以外の経費の経常的経費充当一般財源等は減少傾向にあります。(平成22:4,089億円→平成24:3,932億円→平成25:3,969億円→平成26:4,040億円)・平成26年度は,扶助費は減少したものの,人件費や補助費等が増加したことにより,経常的経費充当一般財源(公債費以外)は平成25に比べ増加しています。・一方,臨時財政対策債は減少したものの,経常一般財源が増加したことにより,平成25と同率となっています。
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