高取町:公共下水道

地方公共団体

奈良県 >>> 高取町

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

本町は大和川上流・宇陀川流域第二処理区の末端で、事業開始が平成3年度供用開始が平成11年度と遅く、町の大部分が建設中であり、普及率についてもH28末で32%とまだ本格的な経営もできていない状況である。支出の大半は企業債の償還であることから、近年は起債の償還と借入のバランスを考え、事業費を減少させながら事業を実施していたが、平成27年度にアクションプランを策定し10年概成に向けて事業費を増額し整備を進めている。しかし財源は一般会計の繰入金により賄っている状況である。収益的収支比率は、平成22年から24年度に補償金免除繰上償還を実施したことにより低い値であったが、料金収入が少しづつ増加しており比率もアップし、平成25年度に繰上償還の効果により比率がアップしている。平成26年度から地方債償還金の増により比率が減少しているが、平成28年度に地方債利息の減、及び建設改良費が増加したことにより一時的に消費税還付金が増加し比率がアップしている。企業債残高対事業規模比率は、平成24年度は借換なしの自己財源(一般会計繰入)により補償金免除繰上償還を実施したため一時的に比率が下がっているが、普及率が低く、また、地形的要因により建設コストが高くつくため、平均を大きく上回っている。経費回収率は、料金収入は年々微増しているものの、地方債の償還額の増減に左右される比率となっている。汚水処理原価は、普及率が低く、また、地形的要因により建設コストが高くつくため、地方債償還額も大きいことから汚水処理原価が大きくなっている。水洗化率は少しづつ増えているものの、平均値を下回っている。

老朽化の状況について

平成4年度から管渠の敷設を開始しており、今後ストックマネジメント計画を策定した上で検討していかなければならない。

全体総括

現在集中浄化槽で汚水処理されている開発地等を接続するなど、効率的に料金収入の増加が見込めるよう、事業を進めていく。

類似団体【Cb2】

野木町 幸手市 宮代町 三浦市 葉山町 大磯町 二宮町 開成町 三条市 内灘町 島田市 裾野市 高浜市 阿久比町 阪南市 忠岡町 田尻町 太子町 御所市 高取町 上牧町 王寺町 海田町 松前町 南国市 四万十市 須恵町 新宮町 基山町 時津町 石垣市