経営の健全性・効率性について
公共下水道明和処理区は、収益的収支、経費回収率等からみても、横ばいで、ある程度安定的な経営にあると考える。平成26年度から平成27年度にかけて、汚水処理施設の増設工事を行ったが、団地開発等人口増に繋がる地区でもあり、使用料収入の増も見込まれる。
老朽化の状況について
公共下水道明和処理区は、供用開始後13年経過したので、平成23年度から平成25年度にかけて長寿命化対策を実施した。平成33年頃公共下水道明和処理区は、宮川流域下水道へ接続する予定であり、それまでの期間の施設の安定化を図るため、当面は保守点検等を適切に実施し施設管理を行う。
全体総括
当町の公共下水道明和処理区は、経営の健全性、効率性の面からは比較的安定していると考えるので当面は現状を維持できるよう努めていく。宮川流域公共下水道事業については、平成26年度より事業に着手し、平成32年度に完了の予定である。今後は供用開始後の接続を推進し経営の健全化を図る。