簡易水道事業(法適用) 特定地域排水処理施設 簡易水道事業(法適用) 簡易水道事業(法適用) 公共下水道 農業集落排水施設
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分子となる経常充当一般財源は、人件費や繰出金の増加により微増となった一方、分母となる経常一般財源が市税や普通交付税の減少により減となったため、前年度と比較して0.6ポイントの増となった。今後は、大幅な税収増が見込み得ない中、普通交付税において市町村合併に伴う経過措置が縮小する見込であるため、経常一般財源が下振れする可能性が高い一方、経常充当一般財源については扶助費が高齢化の進行や国の子ども・子育て支援制度創設等により増加していくものと予想されることから、指数が上昇する厳しい状況が懸念される。
前年度と比較すると4,034円の減となっているが、平成20年度以降増加傾向にあり、今年度においても類似団体平均を上回っている。これは、委託料の増や退職手当の増が主な要因である。
本市では「行財政再建プログラム」に基づき、平成15年度から平成18年度にかけて独自の給与カットや手当の見直しを行い、その後も特殊勤務手当の縮減を実施してきたが、近年は類似団体平均を上回って推移している。国家公務員の時限的な給与削減の影響により大きく上昇した平成23、24年度よりは減少したものの、今後も人事院勧告や県人事委員会勧告等を踏まえ適正な給与水準への見直し等を行っていく。
これまで外部委託の推進や任期付き短期時間勤務職員の活用、新規職員の抑制などにより職員数の削減に取り組んできたところである。今後も「定員管理計画」に基づき、抑制基調を基本としながら、適正な定員管理に努めていく。
前年度より1.1ポイント減少し、年々着実に改善しているものの、類似団体平均と比較して高い水準で推移している。これは平成5~6年度にかけての国の景気浮上対策に基づく各種公共事業の実施など、過去の市債借入に対する償還額が高い水準で推移していることによるものであるが、「行財政再建プログラム」実施以降、新規市債発行額の元金償還額以下への抑制、公営事業に対する繰出金や一部事務組合への負担金の抑制などに取り組み、平成22年度に18%を下回った。今後も引き続き指数の適正管理に努めていく。
前年度と比較すると3.7ポイント減少した。これは、地方債の現在高及び組合等負担等見込額が増加したものの、公営企業債等繰入見込額及び退職手当負担見込額が減少したことに加え、充当可能基金が増加したことが主な要因である。「行財政再建プログラム」実施以降、新規市債発行額を元金償還額以下へ抑制する取り組みにより減少傾向にあるが、類似団体と比較すると依然として高い水準で推移しているため、今後も引き続き指数の適正管理に努めていく。
前年度より0.4ポイント増加し、類似団体平均と同水準となった。これは、一般職の定年退職者の増が主な要因である。今後も定年退職者数の変動により年度によって一定程度の増減が生じるものと予想されるが、「定員管理計画」の目標値に向け、計画的に人件費縮減の取り組みを進めていく。
前年度より0.2ポイント増加しているが、類似団体平均との比較では低い水準で推移している。今後、民間委託の推進等により増加する見込みであるが、引き続き、必要性・有効性の観点から見直しを行い、適正な管理に努めていく。
前年度より0.1ポイント減少し、類似団体平均を下回っている。今後も、扶助費については少子高齢化の進行等に伴い増加していくことが見込まれるが、健康増進対策の充実などにより、扶助費の適正化に努めていく。
前年度よりも0.5ポイント増加し、依然として類似団体平均を上回っている。これは繰出金の増加が主な要因である。今後は高齢化に伴い、後期高齢者医療特別会計や介護保険特別会計に対する繰出金の増加が見込まれる。
類似団体平均を下回っているものの、前年度より0.3ポイント増加している。これは、一部事務組合に対する負担金の増加が主な要因である。一部事務組合における廃棄物処理施設整備への負担に伴い、今後増加する見込みであることから、引き続き、必要性・有効性の観点から見直しを行い、抑制に努めていく。
前年度より0.7ポイント減少しているが、類似団体平均と比較すると高い水準で推移している。これは平成5~6年度にかけての景気浮揚対策に基づく各種公共事業実施の市債借入に対する償還によるものである。今後も「公債費負担適正化計画」の進行管理を行いながら、公債費の適正な管理に取り組んでいく。
前年度より1.3ポイント増加したが、類似団体平均と比較して低い水準で推移している。今後も社会経済状況等に応じた事業の実施により一定程度の変動が生じるものと見込まれる。
(増減理由)ふるさと市町村圏事業出資金返還金を原資とする「まちの拠点整備等基金」の新設のほか、「財政調整基金」を積み増したことなどにより、基金全体では13億7,900万円の増となった。(今後の方針)新庁舎の整備に伴う「庁舎整備基金」の減により、基金全体は減少する見込みである。
(増減理由)決算剰余金のうち、773,000千円を繰入金から減額し、303,549千円を積み増したことによる増。(今後の方針)今後も前年度決算剰余金の1/2の額を基本として積み立てるなど、財政調整基金残高の適正水準とされる標準財政規模の10%を安定的に確保することを目指した取り組みを継続していく。
(増減理由)平成30年度においては基金取崩はなく、利子の積み立てのみ。(今後の方針)今後大型事業を予定しており、公債費の増加が予想されることから、繰上償還も視野に入れて決算剰余金の一部を積み立てていく。
(基金の使途)・庁舎整備基金:市庁舎の整備・まちの拠点整備等基金:会津若松駅前の整備、未利用地等の利活用、その他まちの拠点整備・公共施設維持整備等基金:公共施設の維持補修、保全、整備等・国際的ふるさと会津創生基金:ふるさとづくり事業(増減理由)・庁舎整備基金:庁舎整備事業費のうち庁舎整備計画策定支援等業務委託料の財源として充当したことによる減。・まちの拠点整備等基金:ふるさと市町村圏事業出資金返還金を原資とするまちの拠点整備等基金の新設による積立額の増。・公共施設維持整備等基金:公共施設の維持整備の財源として78,910千円を充当した一方で、「公共施設等総合管理計画」の推進のため2億円を積み立てたことによる増。・国際的ふるさと会津創生基金:あいづっこ学力向上推進事業をはじめとするふるさとづくり事業の財源として充当したことによる減。(今後の方針)・庁舎整備基金:今後、新庁舎の整備が予定されているため、基金残高の減少が見込まれる。
前年度と比較し、0.9ポイント増加となっている。類似団体平均は下回っているが、施設の老朽化が進んでおり、長寿命化や最適化を推進していく必要がある。
前年度と比較し、26.3ポイント増加となっており、将来負担額についても、微増となっている。類似団体と比較し、高い水準となっているため、公債費等の適正な管理に取り組んでいく必要がある。
将来負担比率については、類似団体と比較して高い水準で推移しているため、「公債費負担適正化計画」の進行管理を行いながら、引き続き、公債費等の適正な管理に取り組んでいく必要がある。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均を下回っているが、施設の老朽化が進んでおり、長寿命化や最適化を推進していく必要がある。
将来負担比率及び実質公債費比率については、類似団体と比較すると、依然として高い水準で推移しているが、平成15年度の「行財政再建プログラム」実施以降、新規市債発行額を元金償還額以下に抑制する取組を継続してきたため、減少傾向となっている。今後も、公債費負担及び将来負担の適正な管理に努めていく。
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