経営の健全性・効率性について
収益的収支比率が高くなっているが、経費回収率が低いため一般会計繰入金が占める割合が多い。接続数は増加しているものの、水洗化率、施設利用率が高くなるほどの増加数ではないため、汚水処理原価が高く、経費回収率が低い状態である。
老朽化の状況について
供用開始から8年目であり、大きな異常もないため当面は更新の必要が無いと思われる。今後ストックマネジメント計画により、管路施設及び、処理場施設の点検・調査が必要となってくる。
全体総括
水洗化率は年々増加してきているが経費回収率が増加するほどの接続数ではない。水洗化率を上げるために今後も管渠工事が必要であるが、財政状況等を考慮しながら進める必要がある。ある程度整備が進んだ段階で、使用料金の見直しが必要になってくると考えられる。