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地方財政ダッシュボード

宮崎県新富町の財政状況(2011年度)

🏠新富町

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2011年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は0.41と前年に比べ0.01下がり、宮崎県平均は上回ったものの全国平均及び類似団体平均を下回り、また、前年よりも下回った。平成22年国勢調査により人口が516人減少したこと等により基準財政収入額が下がったことによる。今後とも町税等の歳入を確保し、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は82.8%と前年に比べ3.4%増となったが、全国平均、宮崎県平均、類似団体平均を下回っている。歳入において普通交付税が前年比-0.9%となり、また、臨時財政対策債が-27.2%となった影響をうけた。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度に比べ4.51%増となり、類似団体平均は下回ったもの、全国平均、宮崎県平均を上回った。人件費については、前年度比1.2%の減となったが、物件費が需用費、委託料等の増加に伴い、10.9%の増となった。

ラスパイレス指数の分析欄

国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置で国家公務員の給与が7.8%の減なった事によるもの。なお、国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置がないとした場合の参考値は96.7となる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年に比べ0.13人増となった。類似団体平均、宮崎県平均を下回っているが、全国平均を上回っている。人口減少の影響を受けていると思われるが、今後とも適正な定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

普通交付税の額の算定に用いる基準財政需要額に算入された額の増加及び、公債費に準じる債務負担行為に係る支出額の減少等により毎年度改善傾向となっている。今後も起債を借り入れる事業の適切な選択を行い、急激な上昇が生じないよう努める必要がある。

将来負担比率の分析欄

類似団体及び県内の平均を大きく下回っている。主な要因としては公共施設等整備基金等の積立により充当可能基金が増額された事や本町が加入している一部事務組合の起債残高が減少してきている事等があげられる。今後も起債残高等の推移を注視し、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費の分析欄

類似団体平均、全国平均、宮崎県平均より高くなっている。人件費総額としては減少しているが、年齢構成により全体として経常的な人件費が増となった。

物件費の分析欄

類似団体平均、全国平均、宮崎県平均より下回っている。物件費については経費の削減に努めているが、年々電算システム保守等の委託料について増加傾向にある。

扶助費の分析欄

類似団体平均を大きく上回り、全国平均、宮崎県平均を下回っている。国、県補助金が廃止された以降も、一般財源で事業を継続しており高い数値になっている。今後も増加傾向にある。

その他の分析欄

類似団体平均、全国平均、宮崎県平均を下回っているが、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療特別会計等への支出が増加傾向にあり今後も財政に与える影響が懸念される。

補助費等の分析欄

類似団体平均は下回っているが、全国平均、宮崎県平均を上回っている。補助交付金については減少したが、負担金等が増加した分前年より増となった。

公債費の分析欄

公債費の支出額は前年度と比較すると減額となっているが、地方交付税の減額が影響し前年度より比率が微増となっている。

公債費以外の分析欄

公債費以外については、全国平均、類似団体平均は下回っているが、宮崎県平均を上回っている。扶助費については、年々増加傾向にあり、今後も更なる増加が見込まれるため、人件費や補助費等の抑制を図り経常経費の削減を図っていく必要がある。

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

財政調整基金残高が前年比0.88%の増となったのは当該基金の年度末現在高が1176.6百万円(前年比0.4百万円の増)となった事による。実質収支額が前年比0.24%の増となったのは実質収支額が282.5百万円(前年比1.1百万円の増)となった事による。実質単年度収支が前年比-6.69%の減となったのは今年度生じた実質収支額が前年度とほぼ同額であった事による。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

毎年度で構成比率に変動はあるものの、全会計で黒字を維持している。しかし、本町の歳入では地方交付税等の依存財源の比率が自主財源よりも高い事から国の動向を注視し適切な財政運営に努める必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

債務負担行為に基づく支出が減少し、算入公債費等が増額している事から実質公債費比率の分子は改善している。しかし、平成20年度から行っていた学校建設事業に係る元利償還が本格的に始まり、元利償還金の増加が見込まれるため、今後も改善傾向が維持されるよう適切な財政運営に努める必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

平成22年度に地方債の現在高が増加したものの、本年度は借入の抑制を図ったため償還額が借入額を上回り減少傾向となっている。また、学校建設事業の終了に伴い、基金に積み増しを行った結果、充当可能財源等は増加しており将来負担比率は改善傾向となっている。しかし、今後予測される大型事業に伴う地方債の発行などで比率が上昇する事も見込まれるため適切な財政運営に務める必要がある。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,