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地方財政ダッシュボード

大分県日出町の財政状況(2020年度)

大分県日出町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

日出町水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水下水道事業漁業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

当町は人口減少も少なく、近隣市のベッドタウンとして発展してきた町であるため、安定した税収入があり、県内では上位に位置している。令和2年度の財政力指数は、昨年度に引き続き0.57となっている。社会保障経費の伸び等により基準財政需要額が増加した一方で、基準財政収入額も地方消費税交付金をはじめ、増加している。財政基盤の強化は当町の最重要課題である。行財政改革推進プランに基づき歳出の見直しを行うほか、徴収業務の強化にも取り組み、自主財源の確保に努める。

経常収支比率の分析欄

普通交付税及び地方消費税交付金の伸び等により分母である経常一般財源が大幅に増加したことにより、経常収支比率は昨年度より4.8ポイント改善し、全国平均を下回る結果となった。その一方で、分子である経常的経費充当一般財源においては、コロナ禍の影響により、物件費や補助費において支出が抑えられたが、義務的経費のうち扶助費と公債費は増加しており、経常的経費は全体として増加傾向にある。令和元年度に策定した行財政改革推進プランに基づき、事務事業評価の実施、町債発行の抑制などにより、経常的経費の削減に一層努める必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

物件費が相対的に少ないことが要因となって、全国平均、県平均のみならず、類似団体平均より低くなっている。人件費は昨年度と概ね同水準であるが、物件費は基幹系システム更改業務委託料、ふるさと寄附金事業における謝礼品返礼業務委託料等で、昨年度から引き続き増加している。今後、人件費は再任用職員の増加により、物件費は学校給食センターの委託料や光熱水費等でそれぞれ大幅な増加が見込まれている。職員の適正配置による人件費の抑制のほか、物件費も事業見直し等により経費削減に取り組んでいく。

ラスパイレス指数の分析欄

職員の級別の給与カットを実施しており、昨年度から0.4ポイント改善し、5年連続で100を切る状態が続いている。しかしながら類似団体平均、全国町村平均を上回っていることから、今後も引き続き適正な給与水準の維持に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

正規職員の採用は退職者の補充にとどめているため、大きな増減は見られないものの、再任用職員、会計年度任用職員は増加している。財政健全化に向けて行財政改革に取り組む中、人件費の抑制は最重要課題の一つとなっている。行財政改革推進プランに基づき、再任用職員、会計年度任用職員を含めた職員数の適正化に一層取り組む必要がある。

実質公債費比率の分析欄

令和2年度の実質公債費比率は8.1%と、昨年度から0.6ポイント改善している。これは普通交付税等の増により標準財政規模が大幅に増加したこと、公営企業及び一部事務組合に係る繰入金・負担金が減少したことが主な要因である。改善傾向は見られるものの、一般会計に係る元利償還金は増加しており、類似団体平均のみならず、全国平均、県平均を上回っていることからも、更なる改善が必要である。行財政改革推進プランに基づき、町債の発行抑制に取り組み、公債費負担が大きくならないよう努めていく。

将来負担比率の分析欄

令和2年度の将来負担比率は54.9%と、昨年度から9.3ポイント改善している。これは普通交付税等の増により標準財政規模が増加したこと、まちづくり基金や財政調整基金残高の増により、控除財源となる充当可能基金が増加したことが主な要因である。とはいえ、類似団体平均のみならず、全国平均、県平均を大幅に上回っており、県内順位も依然として最下位のままである。行財政改革推進プランに基づき、町債発行の抑制、財政調整基金の残高確保に取り組み、将来世代に過度な負担を負わせないよう努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

人件費については、金額では大きな増減はなかったが、経常一般財源が大幅に増加したことにより、2.4ポイント改善している。また会計年度任用職員制度の開始等により類似団体平均が上昇したことに伴い、その差は縮まっている。再任用職員の増や定年延長の開始により、今後も人件費の増加が予想される。機構改革を含めた職員の適正配置や、会計年度任用職員を含めた職員の採用計画の見直し、BPRによる業務効率化を通して、人件費の更なる抑制が必要である。

物件費の分析欄

昨年度から1.2ポイント減少し、類似団体平均のみならず、全国平均、県平均をともに下回っている。これは会計年度任用職員制度の開始により臨時雇賃金が皆減となったほか、コロナ禍により旅費等が減少したことが主な要因である。今後は、学校給食センター新設に伴う委託料や光熱水費のほか、児童生徒へのタブレット整備に伴うリース料など、経常的経費の大幅な増加が懸念される。事務事業評価の徹底により、事業の縮小・廃止を前提とした見直しを行い、経費の削減に努めていく。

扶助費の分析欄

令和2年度は幼児教育・保育無償化の本格化に加え、障害者介護給付費の増加等により決算額は増加したが、特定財源に加え、一般財源についても社会保障経費に対応して普通交付税、地方消費税交付金も増加したため、昨年度から増減なく推移している。全国平均、県平均を下回ってはいるが、近年の経常収支比率の主な増加要因であることは間違いない。今後も社会保障経費の増加は続くことが予想されるため、単独事業を中心に事業の見直しを行い、適正化に努めていく。

その他の分析欄

その他の主なものは繰出金である。高齢化の進行により、介護保険・後期高齢者医療特別会計への繰出金は増加しており、今後もこの傾向が続くことが予想される。一般会計の財政状況が厳しい中、医療費や介護給付費の抑制に繋がる取組を実施するとともに、保険税の収納率向上の取組も一層強化し、繰出金の抑制に努めていく。

補助費等の分析欄

下水道事業会計への補助金、一部事務組合への負担金が減少したほか、コロナ禍によりイベント等の中止が重なったことなどにより、昨年度から1.4ポイント減少している。とはいえ、類似団体平均のみならず、全国平均、県平均をともに上回っており、依然として経常的経費で占める割合は大きい。今後も一部事務組合の施設の更新等で更なる負担が見込まれ、高い水準での推移が予想される。各種団体に対する補助金等については、決算状況や妥当性を十分検証し、数値の改善に努めていく。

公債費の分析欄

暘谷駅周辺整備事業や旧庁舎耐震改修事業といった大型事業に係る償還が始まったことにより公債費は増加、昨年度から0.2ポイント上昇している。今後も小中学校空調整備事業等の償還開始等により、公債費は増加、令和4年度にピークを迎える予定である。町債残高は平成27年度に100億円を超え、将来的な公債費の負担増が問題視されている。行財政改革推進プランに基づき、町債発行額の抑制に努め、将来に過度の負担を残さないよう、慎重に事業選択を行っていく必要がある。

公債費以外の分析欄

普通交付税や地方消費税交付金の伸びにより経常一般財源が大幅に増加したこと、コロナ禍にあって経常的経費の支出が抑制されたことにより、昨年度から5ポイント改善している。この状況はコロナ禍による一時的なものであり、財政健全化からはほど遠い状況にある。今後も経常的経費の増加が見込まれる中、事務事業評価をはじめ、行財政改革推進プランに掲げる取組を着実に実施していかなければならない。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

令和2年度においては地方交付税をはじめとした一般財源の増収に加え、コロナ禍にあって経常的経費が抑制されたことにより、財政調整用基金からの取崩しなく決算を迎えることとなり、8年ぶりに実質単年度収支が黒字となった。とはいえ、財政調整基金残高の標準財政規模比は11.76%と、今なお低い状況にある。行財政改革推進プランで定めた目標値である、標準財政規模の概ね20%にあたる12億円の残高確保に向けて、歳出規模の抑制に取り組んでいく必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

全会計において収支不足はなく、標準財政規模に対する黒字額の比率は全体で0.71ポイント増加している。一般会計については、財政調整用基金からの取崩しなしで、昨年度を上回る実質収支を確保しており、0.54ポイント増加している。今後も基金の取崩しに頼らない財政運営を行えるよう、歳出規模の適正化に努めていかなければならない。特別会計においては、国民健康保険、介護保険(保険事業勘定)、後期高齢者医療の各特別会計において、実質収支が発生している。このうち、国民健康保険については税収の増加に対して、県への納付金が減少したことにより、0.35ポイント増加しているが、介護保険(保険事業勘定)については保険給付費の増などにより、0.5ポイント減少している。国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療では、高齢化に伴い、財政需要が増加傾向にある。医療費の適正化や介護予防対策の強化により、安定した財政運営を図る必要がある。企業会計のうち、水道事業については剰余額は増加しているものの、分母の標準財政規模が大幅に増加したため、0.14ポイント減少している。下水道事業については、借入金の償還額が減少したことにより剰余額が増加し、0.45ポイント増加している。下水道事業については一般会計から多額の繰入を行っているため、使用料の見直しなど、収支の改善に努める必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

実質公債費比率は3か年の平均により算出され、令和2年度は8.1%と、昨年度から0.6ポイント改善した。単年度で見ると、H30《8.8》、R1《7.9》、R2《7.8》となり、昨年度に引き続き数値が改善している。しかしながら、分子においては、公営企業及び一部事務組合に係る繰入金・負担金はそれぞれ減少しているものの、暘谷駅周辺整備事業をはじめとした大型事業債の償還開始により元利償還金は増加している。率の改善は分母によるところが大きく、公債費負担は高くなっている。元利償還金は今後も増加することが見込まれている。新規発行についてはプライマリーバランスを意識しつつ、交付税算入のあるものを積極的に活用していく。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度の将来負担比率は54.9%と、昨年度から9.3ポイント減少し、大幅な改善となった。分子のうち、将来負担額については、一般会計等に係る地方債の残高は学校給食センター建設事業債の発行等により大幅に増加しているが、退職手当に係る組合積立額の増加により退職手当負担見込額が減少したことなどにより、全体としては微減となっている。控除財源である充当可能財源等については、好調なR2年度決算により、財政調整用基金やまちづくり基金が増加したため、全体として増加している。分母においても標準財政規模が増加したことにより、率は大幅に改善したが、今なお当町の将来負担比率は県内で最下位に位置している。町債については交付税措置を十分意識し、計画的な発行に努めるとともに、歳出規模の抑制に取り組み、持続可能な財政基盤の構築に努めていかなければならない。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)基金全体で338百万円の大幅な増額となった。財政調整基金、減債基金からの取崩しを行わなかったこと、ふるさと寄附金収入の大幅な伸びに伴い特定目的基金であるまちづくり基金への積立額が増加したことが主な要因である。(今後の方針)令和2年度は、地方交付税等の増加やコロナ禍に伴う経常的経費の抑制など、臨時的な要因が重なり、思わぬ形で財政調整用基金からの取崩しなしの黒字決算を迎えることとなった。しかしながら、学校給食センターに係る委託料・光熱水費の増加や、GIGAスクール構想に基づき児童生徒に整備したタブレットの使用料など、新たなランニグコストが発生しており、次年度以降、財政悪化に伴い、再び基金の減少に転じることが危惧される。行財政改革推進プランに基づき、更なる事業見直しを行い、歳出規模の適正化、基金の積み増しに努めていく。

財政調整基金

(増減理由)令和2年度は地方交付税、地方消費税交付金をはじめとした一般財源が増加した一方、コロナ禍により経常的経費が抑制されたため、財政調整基金からの取崩しなしで決算を迎えることとなった。結果として令和元年度決算剰余金分の積み増しにより、5年ぶりに増加に転じた。(今後の方針)行財政改革推進プランで目標数値として財政調整基金残高を設定、令和3年度までに基金減少に歯止めをかけ、プラン最終年度である令和7年度までに12億円を確保することとしている。目標達成に向けて、更なる事業見直しを行い、歳出規模の適正化、基金の積み増しに努めていく。

減債基金

(増減理由)令和2年度は地方交付税、地方消費税交付金をはじめとした一般財源が増加した一方、コロナ禍により経常的経費が抑制されたため、減債基金からの取崩しなしで公債費の支出をすることができた。結果として令和元年度決算剰余金分の積み増しにより、5年ぶりに増加に転じた。(今後の方針)行財政改革推進プランで町債残高の数値目標を設定、その実現に向けて町債発行額にシーリングを設け予算編成を行っている。これにより、令和5年度以降、公債費は減少する見込みである。

その他特定目的基金

(基金の使途)■日出町公共施設整備基金・・・町の公共施設の整備に用いる。R2年度は学校給食センター建設事業に充当。■日出町まちづくり基金・・・独創的、個性的なまちづくりを推進するために用いる。令和2年度は健康増進事業ほか25事業に充当。(増減理由)公共施設整備基金については2.2百万円、まちづくり基金については120.0百万円、それぞれ取り崩している。まちづくり基金については、ふるさと寄附金収入が好調であったことから、353.6百万円の積立を行っている。(今後の方針)公共施設整備基金については、令和3年度中に概ね残高の全額を学校給食センター建設事業に充当することとしている。今後、公共施設の老朽化対策が課題となるため、財源確保として、令和7年度までに3億円程度確保できるよう、計画的な積立を行う予定である。まちづくり基金については、ふるさと寄附金収入が好調であることから、今後も残高が増加することが予想される。基金の取崩しに上限額を設け、財政規律を図るとともに、計画的な基金活用を行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は60%を超え、類似団体平均、全国平均、県平均をともに上回っており、施設の更新については留意する必要がある。特に建物については、幼稚園や教育施設、公営住宅などを中心に昭和40~50年代に整備された資産が多く、耐用年数を超えているものもあり、減価償却率は70%近くまで達している。厳しい財政状況の中、令和4年度には主要施設の個別施設計画の策定も行うこととしており、費用の平準化を図りながら、計画的に施設の維持管理や更新を行っていかなればならない。

債務償還比率の分析欄

令和2年度においては、学校給食センター建設事業の実施により地方債の現在高は増加しているものの、地方税や普通交付税等の経常一般財源が増加したことにより、当比率は令和元年度に比べ改善した。財政調整基金の取崩しをすることなく基金の積立を行うことができた.。しかしながら今なお、類似団体と比較して基金残高は少なく、当比率については、類似団体平均、全国平均、県平均を大きく上回っている。今後も地方債の発行の抑制や経常経費の削減に努め、基金の積立ができるよう行財政改革を行う必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

学校給食センター建設事業の実施により地方債現在高は増加しているが、地方税や普通交付税等の増による標準財政規模の増加に加えて、財政調整基金やまちづくり基金の増により将来負担比率は大きく改善した。一方で、有形固定資産減価償却率については年々増加しており、類似団体に比べても高くなっているため、施設の更新について留意する必要がある。令和4年度には主要施設の個別施設計画の策定を行うこととして、過度な地方債発行に依存することなく計画的な施設の更新による費用の平準化を図り、適切な財政運営を行っていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率、実質公債費比率ともに類似団体と比較して大きく上回っているものの、前年度と比較すると大幅に改善している。将来負担比率については、地方債残高は増加しているものの、標準財政規模の増加や基金残高の増加等により、大きく改善している。実質公債費比率は、元利償還金の増加があったものの、地方税や普通交付税等の増による標準財政規模の増加したことにより、令和元年度に引き続き改善している。令和3年度以降も学校給食センター建設事業の実施等による地方債発行額の増加が予想されるため、両比率の上昇が懸念される。引き続き行財政改革推進プランに基づいて地方債発行額の抑制等を行い、財政健全化に向けて行財政改革に取り組まなければならない。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

大分県日出町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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