事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 日出町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 27,684人 | 現在処理区域内人口 | 840人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 665人 | 現在処理区域面積 | 25ha |
| 晴天時現在処理能力 | 300m³/日 | 下水管布設延長 | 11km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①「経常収支比率」は107.96%と100%を上回った。これは、一般会計からの補助金収入のためである。②「累積欠損金比率」は0%となっている。③「流動比率」については、前年度より改善しているが、物価高により一般会計補助金収入が前年より増えたこと、企業債償還金が減少したことが理由である。現金預金が少額な状況は変わらないため、資金の見通しを立て事業を運営していく必要がある。④「企業債残高対事業規模比率」は全国平均及び類似団体平均よりも低い数値となっている。起債残高が減少したためである。⑤「経費回収率」については、全国平均及び類似団体平均より低い数値となっている。経費を使用料で賄えていない。令和6年12月議会にて使用料改定が議決されたため、令和7年度決算では数値が改善する見込みである。⑥「汚水処理原価」については、全国平均、類似団体平均より高い数値となっている。さらなる経費の削減に努める。⑦「施設利用率」については、全国平均及び類似団体平均より高い数値となっている。今後も安定した施設稼働に努めます。⑧「水洗化率」については、全国平均及び類似団体平均より低い数値となっている。使用料収入の増加のため、接続率向上の取組が必要である。
老朽化の状況について
①「有形固定資産減価償却率」については18.22%と全国平均及び類似団体平均に比べ、老朽化した資産は少ない状況である。②「管渠老朽化率」については、耐用年数を経過した施設はない。③「管渠改善率」については、ゼロである。必要に応じて改修等を行っていく。
全体総括
集落排水事業については、高齢化世帯が多く人口減少が急速に進むことが想定される。そのため、使用料の増加を見込むことは難しい状況である。人口減少に伴う使用料収入の減収、物価高による維持管理費の増加に対応し、安定的な経営が図れるよう、令和6年12月定例議会で下水道使用料の増額改定が可決されました。令和7年度決算では、各数値が改善する見込みですが、依然経営状況は厳しいことが予想されます。経営戦略の改定時期に下水道使用料の適正化も検討することが必要となります。耐用年数を経過した資産はありませんが、今後は施設の老朽化への対応が求められます。令和2年度に策定したストックマネジメント計画に基づき修繕や改築事業を行っていきます。今後、技術系職員の採用が困難になると、設計、積算知識の継承が出来ず、維持管理への対応が出来ない恐れがあります。そのような状況に対応するため、現在、WPPP導入可能性調査により課題の整理を行っているところです。
経営状況
収支構造
総額4,509.3万円
総額4,173.7万円