事業・施設概要
| 都道府県 | 佐賀県 | 経営主体 | 唐津市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 123,107人 | 現在処理区域内人口 | 9,206人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 8,361人 | 現在処理区域面積 | 354ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,700m³/日 | 下水管布設延長 | 103km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率については、毎年100%を下回っており、恒常的に単年度収支が赤字となっている。経費回収率については、100%以上であることが望ましいが、集落排水を普及推進するため、供用開始当初から下水道使用料を低廉に抑えてきたことや地域間格差を生じさせないように集落排水使用料の設定を公共下水道と同額としていること、また、汚水処理費が嵩んでいるなどの要因によるものである。汚水処理原価については、平均値程度であるが、施設利用率は平均値より低い状況である。これらは、山間地域等の地理的条件により、集落排水施設を13施設保有しなければならず、非効率的な経営となっているためである。今後、将来の人口減少等による影響を考慮し、点在している集落排水施設同士の統廃合は難しいものの、近隣の施設(公共下水道等)への接続など、抜本的な検討を行う必要がある。
老朽化の状況について
本市の農業集落排水は、平成7年度に供用を開始し、約25年が経過しようとしている状況であるが、法定耐用年数(50年)を経過している管渠は存在しないため、管渠更新等は進んでいない。今後は、「唐津市農業集落排水施設最適整備構想」に基づき、施設の老朽化対策を計画的に進めることとしている。
全体総括
経費の健全性等を確保するには、下水道使用料の見直しや水洗化の促進による経費回収率の向上が必要不可欠である。これまで、経費回収率の向上と使用者の適正な負担を踏まえて、概ね5年ごとに改正を行っているものの新料金の抜本的な見直しにより、市民負担の激増を避けるため、大規模な改正は控えてきた経緯がある。今後、平成32年度からの企業会計移行を見据え、経営戦略を軸に下水道使用料金の見直しや唐津市農業集落排水施設最適整備構想による施設の計画的な長寿命化を図るなど、経営の健全化に努める。
経営状況
収支構造
総額4.7億円
総額2.4億円