事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 久万高原町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 7,069人 | 現在処理区域内人口 | 1,403人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,117人 | 現在処理区域面積 | 98ha |
| 晴天時現在処理能力 | 846m³/日 | 下水管布設延長 | 68km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
令和5年4月1日に公営企業会計に移行した。①経常収支比率は100%を超えているのは、一般会計繰入金に依存しているためである。③流動比率18.80%と全国平均を下回っているのは次年度償還予定の企業債元金額が大きいためである。⑤経費回収率23.45%と全国平均を下回っているものは汚水処理に要した費用に対する、使用料による回収費率が低いことに因する。⑥汚水処理原価については、全国平均よりも高い値となっているのは、依然として汚水資本費に対する汚水処理費に維持管理費が高いからである。⑦施設利用率と⑧水洗化率は全国平均と比較すると僅かに低い。今後大幅な増加も見込めないため、維持管理適正化計画策定によって施設規模等を検討していきたい。
老朽化の状況について
当町にある農業集落排水処理施設全5箇所のうち、一番古い1施設が供用開始されてから30年を迎えている。しかし管渠の改善等の必要性は現在では生じていない状況である。一方で、最も新しい隣接1施設における接続人口が1,100人程度まで落ち込み、近い将来にむけて継続が懸念される。今後、全体的にみて耐用年数を迎え、設備更新等が必要なため、維持管理適正化計画に基づき予防保全を行っていく必要がある。
全体総括
本事業は、一般会計からの繰入金によって単年度収支が黒字となっている。将来的には施設の老朽化に伴う維持更新を盛り込んだ中長期計画等作成し、余計なコストを発生させないような経営を進める必要がある。今後、事業開始当初に借入れた企業債の償還が進み、繰入金に占める元利償還金の額も減ってくるが、一方で人口減少に伴う施設使用料の減や施設の老朽化に伴う運営費の増により現在と同様の繰入額となることが予想される。令和4年度に策定した「久万高原町下水道事業経営戦略」に基づき、農業集落排水事業経営の効率化、財源の確保など経営基盤の強化を図り、持続可能な事業運営に努めていきたい。
経営状況
収支構造
総額1.6億円
総額1.6億円