事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 久万高原町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 7,564人 | 現在処理区域内人口 | 1,521人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,194人 | 現在処理区域面積 | 98ha |
| 晴天時現在処理能力 | 846m³/日 | 下水管布設延長 | 68km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本町は、平成16年8月に旧「久万町、面河村、美川村、柳谷村」の合併により誕生した、行政区域面積584㎢で愛媛県で一番広い町である。南北30㎞、東西28㎞で1,000mを超える四国山地に囲まれた山間地域であり、旧久万町の渓流沿いに水田を要した盆地はあるが、谷間も多い悪条件の中、下水道管路延長約68㎞、処理施設5箇所及びマンホールポンプ75箇所の農業集落排水を整備している。処理施設、マンホールポンプが多いため維持管理費が高くなっている。また、過疎化・高齢化が進み有収水量が少ないうえ、汚水処理原価が高く費用の効率性は悪くなっている。収益的収支比率は一般会計繰入金により約86%と100%に近いが、経費回収率は22%程度となっている。平成16年度に面整備は完了しているが、過疎化・高齢化が進み、区域内人口が減少しており水洗化率は伸び悩んでいる。
老朽化の状況について
供用開始後25年以上経過した地区もあり、機械類の経年劣化による修理箇所は増えてきているが、管路については管径が小さいので塩化ビニール管がほとんどのため破損等は少ないと考える。管路や施設の耐震化については、耐震診断を先送りしている状況であり、今後の経営状況等考慮して実施を検討する。今後は、施設修繕が増加する見込みであり、施設更新と合わせて、耐震診断実施後に診断結果を合わせての検討が必要である。
全体総括
汚水処理原価を下げ、料金回収率及び水洗化率を上げる必要があるが、過疎化・高齢化による人口減少のため、高齢者が多いことを考えると安易な料金改定は行えない。また、公共下水道事業、農業集落排水事業、浄化槽事業の使用料は、公平性を保つために統一しているが、国が望ましいとしている料金よりも高い状況である。令和5年度には地方公営企業法の一部適用を行う予定であり、経営戦略の見直しも行うことから、適切な料金設定を検討するとともに、過疎化・高齢化に対応した、施設の維持管理方法も検討し、経費の節減も検討していく。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額6,250.7万円