事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 久万高原町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 8,671人 | 現在処理区域内人口 | 1,755人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,353人 | 現在処理区域面積 | 98ha |
| 晴天時現在処理能力 | 846m³/日 | 下水管布設延長 | 68km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本町は、平成16年8月に旧「久万町、面河村、美川村、柳谷村」の合併により誕生した、行政区域面積584㎢で愛媛県で一番広い町である。南北30㎞、東西28㎞で1,000mを超える四国山地に囲まれた山間地域であり、旧久万町の渓流沿いに水田を要した盆地ではあるが、谷間も多い悪条件の中、下水道管路延長約68㎞、処理施設5箇所及びマンホールポンプ75箇所の農業集落排水施設を設置している。そのため、設備投資に多額の費用を要し、債務残高が多い。処理施設、マンホールポンプが多く維持管理費増加の要因となっている。また、過疎化・高齢化が進み有収水量が少なく汚水処理原価が高く費用の効率性は悪くなっている。収益的収支比率は一般会計繰入金により約85%と100%に近付いてはいるが、経費回収率は30%に満たない状況である。平成16年度に面整備は完了しているが、過疎化・高齢化が進み区域内人口も減少しており、水洗化率は伸び悩んでいる。
老朽化の状況について
供用開始後、約22年経過しており、機械類の経年劣化による修理個所も増えてきている。また、管路は管径が小さく材質も塩化ビニール管がほとんどであり破損等は少ないと考える。管路や施設の耐震化については、耐震診断を先送りにしている状況にあり、今後の経営状況を見て診断を実施していきたい。今後、施設修理が増加する見込みであり、施設更新の検討と合わせて、耐震診断実施後には診断結果を含めての検討が必要である。
全体総括
汚水処理原価を下げ、料金回収率及び水洗化率を上げる必要があるが、高齢化、人口の減少のため、安易な料金改定は行えない。また、公共下水道事業、農業集落排水事業、浄化槽事業の使用料は公平性を保つために統一している。H28年度に策定した経営戦略を踏まえ、適切な料金設定を行うとともに、過疎化・高齢化に対応した、施設の維持管理方法も検討し、経費の節減も行っていく。
経営状況
収支構造
総額1.4億円
総額6,783.0万円