事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 久万高原町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 8,944人 | 現在処理区域内人口 | 3,206人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,398人 | 現在処理区域面積 | 186ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,590m³/日 | 下水管布設延長 | 38km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本町は、平成16年8月に旧「久万町、面河村、美川村、柳谷村」の合併により誕生した、行政区域面積584㎢で愛媛県で一番広い町である。南北30㎞、東西28㎞で標高1,000mを超える四国山地に囲まれた山間地域であり、旧久万町の市街地部を処理区域として、下水道管路延長約45㎞、処理施設1箇所及びマンホールポンプ25箇所の下水道施設である。債務残高は、区域処理内の面整備が完了し、大規模な建設改良を予定していないことから、減少見込みとなっているが、料金収入も減少傾向にある。山間部であり処理場用地の確保が難しく、処理方式が一般的なオキシデーションディッチ法ではなく処理施設をコンパクトにするため、好気性ろ床法と活性炭吸着を合わせた処理方式をとっている。また、季節の変わり目など処理水の温度の変化が激しく薬品等の使用量が増加し維持管理費増加の要因となっているため、汚水処理原価が高く費用の効率性は悪くなっている。収益的収支比率も一般会計繰入金により、100%に近付きつつあるが経費回収率は約40%と半分も回収できていない。水洗化率も面整備が平成24年度に完了して、増加傾向にあるが高齢者世帯も多く、今後、伸び悩むと考える。
老朽化の状況について
供用開始後、約16年経過し、面整備は平成24年度に終了している。また、比較的新しい施設でもあり、管路は管径が小さく材質も塩化ビニール管がほとんどであり破損等は少ないと考える。管路や施設の耐震化診断も完了しており、早急な耐震化への対応は必要ないと結果が出ている一方で、機械類の経年劣化により修理・交換が発生してくると考える。
全体総括
汚水処理原価を下げ、料金回収率及び水洗化率を上げる必要があるが、高齢化・過疎化のため、安易な料金改定は行えない。また、公共下水道事業、農業集落排水事業、浄化槽事業の使用料は公平性を保つために統一している。今後、平成28年度に策定する経営戦略を踏まえた上で、適切な料金設定を行うとともに、高齢化・過疎化に対応した、施設の維持管理方法も検討し、経費節減に努めていく。
経営状況
収支構造
総額2.2億円
総額9,129.6万円