事業・施設概要
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 三次市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 51,507人 | 現在処理区域内人口 | 3,616人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,893人 | 現在処理区域面積 | 293ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,214m³/日 | 下水管布設延長 | 80km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当市の下水道事業は,令和元年度から公営企業会計に移行したため,各項目の数値については令和元年度からとなっている。経常収支比率は,単年度収支が黒字であることを示す100%を上回っており健全性を保っている。一方で経費回収率は,使用料で回収すべき経費を全て使用料で賄えていない状況であり,一般会計からの繰入金に依存しているところが大きい。汚水処理費の削減により今後も経営改善に努めるとともに,適正な使用料収入の確保を図る必要がある。流動比率は100%未満であるが、流動負債には建設改良費等に充てられた企業債が含まれている。この財源により整備された施設について、償還の原資を使用料収入等により得ることを見込んでおり,未払いを含め支払いに問題が生じる見込みはない。企業債残高対事業規模比率は類似団体と比べて高い状況である。また,汚水処理原価も平均値より高い理由は,現在5処理場を有しているためである。汚水処理費の削減に努めなければならないが,急激な削減は困難と考えられ、経営の健全性を維持するためには,費用に見合う適正な収益を確保する必要があり,下水道使用料見直しの検討は避けることができない。水洗化率は100%未満であり,使用料収入の増加及び水質保全の観点から,更なる水洗化率向上に努める
老朽化の状況について
平成3年から下水道工事に着手し,平成6年から供用開始しているため,管渠の老朽管等の更新については,ストックマネジメント計画により,効率的かつ迅速に老朽化した施設の更新に努める。
全体総括
現在5処理場を有しているため,汚水処理原価が高く,経費回収率や施設利用率が平均値に比べ低い状況にある。今後見込まれる人口減少に伴う使用料収入の減少や,老朽化した施設維持管理,その他様々な課題に対応するため「三次市汚水適正処理構想(平成21年3月策定)」を見直した。会計については,令和元年度より公営企業会計に(全部適用)移行したことにより経営状況の明確化を図り,計画的な事業展開に努める。
経営状況
収支構造
総額4.4億円
総額4.3億円