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経常収支比率営業収支比率流動比率累積欠損金比率利用者1回当たり他会計負担額利用者1回当たり運行経費他会計負担比率企業債残高対料金収入比率有形固定資産減価償却率 |
経営の健全性について○事業の状況(①②③④)・新型コロナウイルス感染症の影響により減少した昨年度と比較すると回復の兆しがみられ、定期旅客運送事業の輸送人員、貸切旅客運送事業の輸送人員及び附帯事業の駐車台数共に増加し、営業収益全体では前年度比11.2%の増加となりました。・原油価格高騰の影響による軽油費の増加、事業活動の回復に伴う人件費の増加などにより、営業費用全体では、対前年度比4.0%の増加となりました。・運送収益などが増加し営業収益の増加率が、営業費用の増加率を上回ったことから、営業収支比率は改善しました。・営業外収益は、長期前受金戻入、保険賠償金収益が増加し、経常収支比率はほぼ横這いでした。・流動比率は、公営企業平均値より高い状況を推移しています。・累積欠損金比率は、0で推移しています。○独立採算の状況(⑤⑥⑦)・利用者が前年度と比較すると一定数回復しましたが、補助金は減少し費用は増加したことから、⑤⑥については前年度より減少し、いずれの項目も公営企業平均値より高い状況にあります。○資産及び負債の状況(⑧⑨)・令和4年度に新規借入れは行っておりません。・有形固定資産減価償却率については、公営企業平均値より低い状況を推移しています。 |
走行キロ当たりの収入走行キロ当たりの運送原価走行キロ当たりの人件費 |
経営の効率性について○走行キロ当たりの各指標(①②③)・いずれの項目についても、平均値より高い状況にあります。・走行キロ当たりの収入が増加したのは、輸送人員が減少した前年度に比べ一定数回復したことによるものです。・走行キロ当たりの運送原価及び走行キロ当たりの人件費が増加したのは、軽油費の増加、事業活動の回復に伴う人件費の増加などに伴うものです。○乗車効率(④)・新型コロナウイルス感染症に伴い減便した前年度と比べ、一部減便の解除により年間走行キロ、乗車人数は増加しましたが、乗車一人当たりの輸送距離が短くなったことに伴い減少しました。 |
全体総括・新型コロナウイルス感染症により減少した、路線バス利用者数・貸切受注件数・市営駐車場利用台数は一定数の回復がみられますが、依然として全事業で大きな影響を受けています。この様な状況の中、引き続き本局認知度向上のための広報強化、交通系ICカードの普及などにより利用者の利便性向上と、利用回復を図ります。また、路線・ダイヤの見直し・適正化や運転士の確保を実施し、より安定した運営体制を確立します。駐車場事業については、引き続き利用者の利便性向上を図るとともに、営業の効率化に努めます。 |
出典:
経営比較分析表
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