事業・施設概要
| 都道府県 | 鳥取県 | 経営主体 | 日野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 2,804人 | 現在処理区域内人口 | 1,370人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,183人 | 現在処理区域面積 | 83ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,400m³/日 | 下水管布設延長 | 25km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益収支比率は徴収率の増加により昨年度から0.66%上昇し引き続き経営改善が図られた。④企業債はH29~R2に機器更新実施による借入を行ったため、R2年度から残高が増えている。今後も機器更新時期を迎えており、財政状況を考慮しながら計画的な事業実施を行う必要がある。⑤経費回収率は徴収率の増加により昨年度から3.08%上昇し、R2年度以前には及んでいないが類似団体と比べ、数値は高くなっている。引き続き100%を下回っているので、使用料改定及び徴収体制の強化・未収金の早期回収等による使用料金確保が必要である。⑥汚水処理費原価は昨年度より8.59円減少、類似団体の平均値より下回っている。維持管理の経費削減や効率化、接続率の向上に引き続き務める。⑦施設利用率は昨年度とほぼ同程度値、類似団体の平均値より下回っている。これは施設規模に対して接続人口が増えていないことが影響している。今後も人口減少が予想されるため、処理区域内の非水洗化世帯への普及啓発を行い、接続率向上を図る必要がある。⑧水洗化率は、昨年度より0.94%減だが、類似団体の平均値より上回っている。本町は人口規模が小さいため、転出入による一人当たりの変動が数値に大きな影響を与えている。本町は処理区域の整備は完了しているため、新規接続の大幅な増加が見込まれず、少子高齢化による人口減少が続く厳しい状況にあるが、未接続世帯の加入を推進し水洗化率の向上に務めている必要がある。
老朽化の状況について
供用開始から約20年経過し、処理場等の施設の老朽化が進んでいる。処理場は平成29年度から令和2年度に施設改築を実施。令和2年には、処理区内のマンホールポンプ29基及び通報装置の機器更新及びマンホールポンプ・操作盤等更新を実施した。今後も下水道ストックマネジメント計画に基づき計画的な機器更新を実施していく。約15~20年毎に処理場の施設改修及び令和30年度以降は管路の耐用年数が経過することから大規模な修繕が予想されるため、下水道ストックマネジメント計画の更新と近隣市町村との維持管理共同化等の広域化を進めていく。
全体総括
現在は区域整備は既に完了しているため、施設の適正な維持管理を実施している。供用開始から約20年経過しており、老朽化に伴う施設改修の財源確保が課題である。使用料は人口減少により年々減少していく傾向であり、収益的収支比率は100%を超えたが一般会計繰入金に頼っているため、早急な使用料の改定(増額)を行う必要がある。令和6年4月1日から公営企業会計へ移行することにより、更なる経営分析及び類似団体との比較により健全な財政運営に努める必要がある。今後も下水道ストックマネジメント計画に基づいた計画的な修繕の実施、経費削減及び事務効率による維持管理費の削減と広域化に取り組む必要がある。
経営状況
収支構造
総額9,290.9万円
総額4,098.0万円