事業・施設概要
| 都道府県 | 鳥取県 | 経営主体 | 日野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 3,029人 | 現在処理区域内人口 | 1,435人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,234人 | 現在処理区域面積 | 83ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,400m³/日 | 下水管布設延長 | 25km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益収支比率は昨年度から0.78%減少しており、引き続き経営改善に取り組まなければならない。今後も収入財源に占める一般会計繰入金の割合を適正にするため使用料の改定等による増収が必要である。④近年、公債費は計画的な償還によりピークが過ぎて比率は年々減少してきたが、平成29年度から実施している長寿命化事業(処理場改築工事)で新たに借入を行ったことにより、企業債残高対事業規模比率が昨年度から8.43%増加した。同事業は令和2年度まで実施。また、ストックマネジメント計画に基づく機器更新も令和2年度に行うため、来年度以降も借入比率が上昇することが見込まれる。このため、財政状況に応じて使用料の引き上げを検討する必要がある。⑤経費回収率は類似団体の平均より高いが、昨年度から1.84%減少しており、徴収体制の強化及び未収金の早期対応等による使用料収入の確保や汚水処理費の経費削減が必要である。⑥汚水処理費原価は類似団体の平均値より下回っており、かつ昨年度から9.94円下がった。維持管理費の経費削減や効率化、接続率の向上の取り組みに効果によるものであり、引き続き努める必要がある。⑦施設利用率は昨年度より0.22%改善されたが、類似団体の平均値より下回っている。これは施設規模に対して接続人口が増えていないことが影響している。今後も人口減少が予想されるため、処理区内の非水洗世帯への接続補助等の施策を講じ、接続人口の増加を図る必要がある。⑧水洗化率は類似団体の平均値より上回っており昨年度より0.55%上昇した。本町は人口規模が小さい為、1人当たりの変動に影響を受けやすい状況になっているが引き続き新規接続件数の増加を推進していく。本町の下水道処理区の区域整備は完了しているため、区域内の新規接続が年々増加することはなく今後も人口減少が見込まれる状況である。今後も厳しい経営状況が続くことが予想されるため、経営の健全化を図るため維持管理の効率化等による経費削減に努めなければならない。
老朽化の状況について
供用開始から約20年が経過し、処理場等の施設の老朽化が進んでいる。処理場は平成29年度から令和2年度に施設の改築を実施。処理区内のマンホールポンプ29基及び通報装置の機器更新を令和2年度に実施する。各施設、機器とも適正な維持管理および点検を実施し、計画的に改修していく必要がある。約15~20年毎に処理場の施設改修及び令和30年度以降は管路が耐用年数を迎えることから大規模な修繕が予想されるため、近隣町村及び県下市町村との施設統合等の広域化を進めていく必要がある。
全体総括
区域整備は既に完了しているため、施設の適正な維持管理を実施している。供用開始から約20年が経過しており、老朽化に伴う施設改修の財源確保が課題である。使用料は人口減少により年々減少していく傾向にあり、他の財源は一般会計繰入金に頼っているため使用料の改定(増額)を検討していく必要がある。会計の財政の健全化に向け、平準化した改修計画及び維持管理費削減を引き続き実施していく。令和6年度に公営企業会計(法適用化)へ移行する。
経営状況
収支構造
総額7,597.6万円
総額3,810.9万円