事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 串本町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 17,611人 |
| 現在給水人口 | 17,577人 | 給水区域面積 | 6,980ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率が102.46%と類似団体及び全国平均を下回っているが、経常利益を計上できる状況であり、また、料金回収率も僅かながら100%を超えており比較的健全な経営が行われていると考えられる。累積欠損金も発生していない。流動比率についても464.17%と類似団体及び全国平均を上回っており、資金状況も安定していて健全な財政状況であると言える。マイナス要因としては、有収率が76.57%と比較的低く、また給水原価についても184.81円と高く効率の悪い状況である。効率性の向上を図る対策としては、平成27年度から漏水調査を集中的に実施し無駄な水を作らないことで動力費をはじめとする経常費用の削減に努めている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が50.66%と全体的に老朽化が進んでいる状況であり、今後も修繕、補修等により現状維持に努めつつ、更新が必要なものについては、計画的に更新を行っていく予定である。管路については、管路経年化率が5.69%と類似団体及び全国平均を下回っており、比較的管路更新が進んでいると考えられる。老朽管については、更新が必要であるが、当事業の場合、給水区域が東西に長い地勢上管路延長が長く、老朽化した管路の更新及び改修には、相当の費用が必要となることが見込まれる。そのため平成25年度に策定した「管路更新計画」に基づき、補助金等も活用しながら経年管から年次的に更新及び耐震化を行っている。
全体総括
現在のところ厳しい事業環境ではあるが、比較的健全な財政状態であると言える。しかし、企業債残高対給水収益比率は450.96%と高く今後10年ほどは企業債の償還が負担となってくる。また、施設の老朽化による更新費用の増はいかんともしがたく、さらに人口の減少により給水収益も減少すると見込まれることから、経営状況が厳しくなっていくことが予想される。そういった難しい状況の下でも健全に経営を行っていけるよう、有収率の向上や経費節減に努め、計画的な更新を行っていく。
経営状況
収支構造
総額5.7億円
総額5.3億円