事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 高野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 2,778人 | 現在処理区域内人口 | 89人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 86人 | 現在処理区域面積 | 31ha |
| 晴天時現在処理能力 | 81m³/日 | 下水管布設延長 | 3km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は100%を上回っているが、収入の大半は一般会計からの繰入金であり、基準外繰入の占める割合も大きい状況である。今年度は総収益及び総費用が微増した結果、収益的収支比率は前年度とほぼ同じ水準であった。④企業債残高対事業規模比率は、償還に要する資金の全額を一般会計が負担することとなっているため、前年度に引き続き0%となっている。⑥汚水処理原価は、前年度とほぼ同じ水準であった。また、使用料収入の3か月無償化措置が無くなったことで、使用料単価は大幅増となった。これにより、⑤経費回収率は大きく改善した。⑦施設利用率は類似団体平均を上回っていたが、今年度は平均値が上昇したことにより、平均値を下回る結果となった。⑧水洗化率が既に100%近い水準にあることや、将来的な人口の減少が見込まれていることを鑑みると、これ以上の施設利用は見込めないため、更新時には施設規模の適正化の検討が必要である。
老朽化の状況について
現状では、管路の更新は行っていない。しかしながら、平成10年の供用開始から20年以上経過しており、処理場全体の整備計画を行う時期に来ている。将来にわたる安定した事業運営のためには、処理場や管路については定期的な調査や修繕、更新の計画を検討していく必要がある。
全体総括
高野町では、公共下水道・特定環境保全公共下水道・農業集落排水・個別排水処理・生活排水処理と下水道事業を展開しており、下水道の普及啓蒙に努めている。この結果、類似団体平均を大きく上回る水洗化率を達成している。このうち、農業集落排水は花坂地区の汚水処理を行っている。一般会計繰入金への依存度が高く、将来的には人口の減少による料金収入の減少と施設の維持や更新に係る費用の増大が見込まれるため、計画的な修繕・更新によるライフサイクルコストの最小化に取り組むとともに、財源確保のための使用料の見直しについても検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額906.0万円
総額517.2万円