事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 高野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 3,045人 | 現在処理区域内人口 | 101人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 101人 | 現在処理区域面積 | 31ha |
| 晴天時現在処理能力 | 81m³/日 | 下水管布設延長 | 3km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
維持管理に要する費用を必要最小限に抑えるなど費用の低減に努めており、①収益的収支比率及び⑤経費回収率は改善傾向にある。計画的な償還による地方債残高の圧縮で毎期減少してきた④企業債残高対事業規模比率は、償還に要する資金の全額を一般会計が負担することとなったことから0%となった。財務的には安定しており、経営状態も健全といえるが、収入の大半を一般会計からの繰入金が占めており、⑤経費回収率は100%を大きく下回っている。⑦施設利用率は類似団体平均を上回っているものの、水洗化率が既に100%を達成していることや、将来的な人口の減少が見込まれていることを鑑みると、これ以上の施設利用は見込めないため、更新時には施設の適正規模の検討が必要である。
老朽化の状況について
平成10年の供用開始から経過年数が浅く、管渠の老朽化の懸念は低いため管路の更新は行っていない。しかしながら、事業開始以降約20年が経過していることもあり、将来にわたる安定した事業運営のためには、処理場については全体の整備計画を、管路については定期的な調査や修繕、更新の計画を検討していく必要がある。また、機械装置等は経年劣化が進んでいるため、計画に基づく適切な修繕や更新投資により、ライフサイクルコストの削減に努めることが重要である。
全体総括
高野町では、公共下水道・特定環境保全公共下水道・農業集落排水・個別排水処理・生活排水処理と下水道事業を展開しており、下水道普及に努めている。この結果、類似団体平均を大きく上回る水洗化率を達成している。このうち、農業集落排水は花坂地区の汚水処理を行っている。費用削減努力の結果、経費回収率には改善の傾向が見られ、収益的収支比率も100%を超えて推移しているものの、一般会計繰入金への依存度が高く、今後は人口の減少により料金収入は減少していくと考えられるため、より一層の原価削減に努める。また、計画的な修繕・更新による施設の維持管理と長寿命化を進めるとともに、財源確保のため使用料の見直しについても検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額901.7万円
総額496.8万円