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地方財政ダッシュボード

奈良県天川村の財政状況(2012年度)

🏠天川村

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2012年度)

財政力指数の分析欄

・財政力指数過疎化、少子化による人口の減少や全国平均を上回る高齢化率に加え、村内の基幹産業である林業の不振等により、財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。組織機構の改革、歳出の徹底的な見直し、行政の効率化に努めることにより、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

・経常収支比率高齢化・過疎化による担税者減少等により経常一般財源が年々減少しているなか、地方交付税の増加により84.9%と85%を切っているものの、未だ類似団体平均を上回っている。23年度は行政経営改革に努めたが、今後は新たな公債費の増加も見込まれるため、行政経営改革の継続、税の増収措置の検討、定員適正化計画等により更なる経常収支比率の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

・人口一人当たり人件費・物件費等決算額最小限の職員採用、行政経営改革等により類似団体平均値に近づいてきていたが、総額の抑制よりも人口減少が大きく響いている。今後も人件費の抑制に努め、行政経営改革の推進等によりいっそうの物件費の抑制を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

・ラスパイレス指数類似団体平均値(100.7)より低い指数(93.6)である。近年も給与の見直しを行い、各種手当の廃止を行なうなど給与の適正化に努めている。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

・人口1,000人当たり職員数類似団体平均より高い数値であるため、今後も行政経営改革による事業の検討や施設運営の効率化を図り、定員適正化計画に基づく、適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

・実質公債費比率実質公債費比率は統合小学校建設及び橋梁新設工事の普通建設事業に係る起債の償還等に伴い、類似団体平均をやや上回っている。今後は事業の整理、縮小を含めた計画の検討や効率執行により起債の新規発行の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

・将来負担比率将来負担比率については、普通交付税の増額に伴う標準財政規模の増等の要因で78.7%となっているものの、未だ類似団体平均を上回っている状況で、今後は基金積立、事業の整理、縮小を含めた計画の検討や効率執行により起債の新規発行の抑制に努め、財政の健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2012年度)

人件費の分析欄

・人件費人件費は経常収支比率のうち一番大きな要因を占めており、以前から勧奨退職者、最小限の職員採用等により財政効果があったものの、観光施設職員を多くかかえている等の特殊事情により依然として類似団体平均を上回っている。今後は行政経営改革、組織機構改革等で効率化を図り、定員適正化計画等により更なる抑制に努める。

物件費の分析欄

・物件費類似団体平均を下回っているが、事務用機器は償却期間を超えて使用しているため、機器更改等を計画的に行い大きな負担とならないよう努め、行政経営改革の推進等により一層の物件費の抑制を図る。

扶助費の分析欄

・扶助費扶助費については類似団体とほぼ同じ数値を推移している。今後も住民サービス向上に努める。

その他の分析欄

・その他その他に係る支出の大部分は他会計への繰出金が占め、各会計とも独立採算の原則に財政健全化を目指し運営しているが、経常収支比率が類似団体平均を上回っている。今後は下水道施設の建設、簡易水道施設の建設等繰出増加の要因が見込まれるので、更なる財政健全化に努め、普通会計をはじめ各会計の安定化を図る。

補助費等の分析欄

・補助費等行政経営改革により各種補助金等の見直しを行い、適正支出に努めた結果、近年は類似団体の平均を下回っている。今後も行政経営改革の継続により適正支出に努めたい。

公債費の分析欄

・公債費類似団体平均を上回る数値で推移しているが、今後償還額の急激に増加しないよう事業計画の整理、縮小、効率執行により起債の新規発行の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

ここに入力

実質収支比率等に係る経年分析(2012年度)

分析欄

近年標準財政規模は14~15億円で推移している。財政調整基金の積立ては平成22、23年度に行い、実質収支額の平成21~24年度にかけての増額は、翌年度の補正財源として決算したものであるが、今後は基金積立を行い健全財政に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2012年度)

分析欄

連結実質赤字比率に係る各会計の構成は、公営企業については建設事業実施による会計負担が有るか否か、公営事業については拠出金等(概算金、精算金)の増減が大きく影響している。

実質公債費比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

実質公債費比率の分子構造については、一般会計の元利償還金が全体の4/5から3/4に減少している。公営企業や組合の割合も微増しているが、全体額の低下によりその額はほぼ同額を推移している。今後も起債発行を精査し後年度負担にならないよう努める。

将来負担比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

将来負担比率の分子構造は、一般会計等に係る地方債の現在高が大きく影響している。今後は起債発行を精査し後年度負担にならないよう努めるとともに、充当可能財源として基金積立し健全財政運営に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,