地方財政ダッシュボード

大阪府千早赤阪村の財政状況(2017年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2017年度)

目的別歳出

総額35.4億円

性質別歳出

総額35.4億円

歳入の内訳

総額37.1億円

財政比較分析表(2017年度)

財政力

徴収業務の強化等により村税等の滞納額は年々減少しているものの、人口の減少や高齢化率(平成29年度末43.94%)に加え、村内に主要な産業が無く大きな企業が少ないことから、財政基盤が弱く、0.31と類似団体内平均値を少し下回った。今後、人口減少対策(移住者の呼び込みなど)や減収対策(企(起)業誘致など)に取り組み、歳入、特に自主財源の確保に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

過疎対策事業債の発行などにより、数値が改善し、類似団体内平均値を上回っている。今後も地方交付税の動向に注視しながら、組織機構や定員管理の見直し、事業の整理と合理化など行政の効率化への取り組みを通じて経常経費の削減に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

小さな人口規模に加え、人口減少が進む状況下では、人口1人当たりのコストは高くなる傾向にあるが、定員管理や事務事業の見直し、指定管理者制度の導入など効率化によるコスト削減を進めてきたことにより、類似団体内平均値とほぼ同じ水準で推移しており、今後もコスト削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

むらづくり経営計画に基づき、特別職(村長・副村長20%、教育長10%)及び一般職(一律5%)の給与カットを平成24年度まで実施した。村の水準は類似団体平均より高い水準で推移し、その差は平成29年度においては、4.5ポイントと平成28年度よりも差が開いており、今後も引き続き人事院勧告等の動向を踏まえ、適正な給与水準の確保に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

定員適正化計画に基づき職員数の抑制に取り組んできたことで、類似団体の平均より低い水準で推移している。今後も計画に基づき、職員採用は退職者の欠員補充を必要最低限とし、行政運営に必要な職員数の確保に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

当該比率については、投資的な事業を抑制し、地方債の発行を控えてきたことで、地方債の償還が進むことにより、年々改善しており、類似団体内平均値を少し上回る9.4%となった。しかし平成30年度より現在活用している過疎対策事業債の償還が始まるため、楽観視することなく、地方債の発行額を当該数値の維持に努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

公営企業債等繰入見込額の減少や充当可能基金の増加などにより、数値は年々改善し、類似団体の平均より低い水準となった。一方、平成26年度に過疎地域に公示をされたことで、国からの財政措置がある過疎対策事業債が発行可能となったが、今後新庁舎の建設や公共施設改修等については、起債に頼らず基金の活用を想定しているため、充当可能基金が減少する見込みであることから、起債に頼り過ぎず、自主財源の確保を行い、健全な財政運営に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2017年度)

人件費

むらづくり経営計画に基づき、特別職(村長・副村長20%、教育長10%)及び一般職(一律5%)の給与カットを平成24年度まで実施してきたものの、類似団体の平均値より高い水準で推移している。しかしながら、人口千人当たりの職員数については類似団体内平均値より少ない状況であり、引き続き適正な定員管理を行うとともに、事務委託へのシフトを進めるなど人件費抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は、類似団体内平均値と比べて高い水準で推移しているが、これは施設維持管理などを民間委託へシフトしたことが要因として考えられる。引き続き、事業の整理や合理化等を進めコスト削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体内平均値より低い水準で推移しているが、人口減少はあるものの、高齢化の進展等により社会保障関係経費は今後も増加が見込まれることから、引き続き給付の適正化に取り組む。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他に係る経常収支比率は、類似団体内平均値とほぼ同じ水準で推移している。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等に係る経常収支比率は、類似団体内平均値と比べて低い水準で推移しており、平成29年度では4.1ポイントと過去5年間で最も低い値となった。引き続き、補助内容の精査を行い、財政の適正な運営に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

投資的な事業を抑制し、地方債の新規発行を控えてきた結果、数値は改善傾向であり、平成28年度に引き続き類似団体内平均値より低い水準となった。引き続き、起債と償還のバランスを考慮し健全な財政運営に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外に係る経常収支比率は、平成26年度に初めて類似団体の平均値を下回ったが、要因としては過疎対策事業債の発行が考えられる。それでもやはり類似団体内平均値と比べて高い水準にある人件費については、費用対効果の検証を行い、適当な業務については、事務委託へシフトしながら、適正な財政運営に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

目的別歳出の分析欄

・議会費と総務費を除く目的別歳出において類似団体内平均値と比べて低い水準で推移している。・災害復旧費については、大規模災害により、村道の多くが被災したことにより、平成28年度から大幅に上昇した。・今後新庁舎の建設や老朽化した施設の更新等があることから、総務費・衛生費・教育費については数値が高い水準となる可能性があり、全体的な事業費の平準化に努める。

議会費

類似団体内順位7位/ 67団体

労働費

類似団体内順位34位/ 67団体

消防費

類似団体内順位39位/ 67団体

諸支出金

類似団体内順位7位/ 67団体

総務費

類似団体内順位13位/ 67団体

農林水産業費

類似団体内順位60位/ 67団体

教育費

類似団体内順位46位/ 67団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 67団体

民生費

類似団体内順位37位/ 67団体

商工費

類似団体内順位26位/ 67団体

災害復旧費

類似団体内順位15位/ 67団体

衛生費

類似団体内順位32位/ 67団体

土木費

類似団体内順位52位/ 67団体

公債費

類似団体内順位33位/ 67団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

性質別歳出の分析欄

・主な構成項目である人件費は、住民1人当たり12万1,086円と平成28年度より低くなっているものの、ラスパイレス指数が類似団体平均値と比べて高いことなどから、やや高い水準にある。・繰出金については、8万8,008円と類似団体内平均値より高い水準となったが、平成29年度については、金剛山観光特別会計における普通建設事業への繰出を行ったことが要因であると考えられる。・公債費は、住民1人当たり5万7,590円で、投資的な事業を抑制し、地方債の発行を控えてきたことにより、類似団体内平均値と比べて低い水準で推移している。・災害復旧費については、大規模災害により、村道の多くが被災したことにより、平成28年度から大幅に上昇した。・普通建設事業費については、類似団体内平均値より低い水準で推移しているが、今後新庁舎の建設や老朽化した公共施設の改修が控えていることから、当該数値が高くなる見込みであるため、建設費等の平準化に努める。

人件費

類似団体内順位29位/ 67団体

補助費等

類似団体内順位60位/ 67団体

災害復旧事業費

類似団体内順位15位/ 67団体

投資及び出資金

類似団体内順位29位/ 67団体

物件費

類似団体内順位24位/ 67団体

普通建設事業費

類似団体内順位63位/ 67団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 67団体

貸付金

類似団体内順位36位/ 67団体

維持補修費

類似団体内順位61位/ 67団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位65位/ 67団体

公債費

類似団体内順位33位/ 67団体

繰出金

類似団体内順位17位/ 67団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位46位/ 67団体

積立金

類似団体内順位6位/ 67団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 67団体

実質収支比率等に係る経年分析(2017年度)

分析欄

実質収支額がほぼ前年度どおり推移したのに対し、標準財政規模比で、実質単年度収支が-25.74、財政調整基金残高が66.21ポイントに下がった。その主な要因としては、新庁舎の建設や老朽化した公共施設の更新時に活用するための目的基金を創設し、財政調整基金から5億円を目的基金へ積み替えたことである。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2017年度)

分析欄

平成29年度においても各会計とも赤字額は発生しておらず、安定した水準で推移している。一般会計では、平成28年度より実質収支が減少したものの、安定した水準で推移している。国民健康保険特別会計(事業勘定)及び介護保険特別会計については、保険給付費の減などにより、平成28年度と比べて黒字が増加している。水道事業については、平成29年度より経営基盤の強化等を目的とし、大阪広域水道企業団と事業統合。金剛山観光事業特別会計は、平成28年度より新しい指定管理者となったが、平成28年度より減少したものの、黒字を継続している。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

償還金についてはピークが過ぎたものの、平成26年度から過疎地域の公示を受けたことで、今後数年間は過疎対策に必要な起債を行うものの、実質公債費比率に注視しながら、起債に頼りすぎない健全な財政運営に努める。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

平成29年度の将来負担比率は平成28年度に引き続き、マイナスとなり、早期健全化基準である350%を大きく下回っている。地方債残高は年度により増減はあるものの、充当可能基金が増加傾向であることから、将来負担比率の分子は減少しながら推移している。しかし、新庁舎の建設や老朽化した公共施設の更新等については、基金の活用を想定していることから、今後将来負担比率の増加が見込まれる。引き続き、借入と返済のバランスを考慮し、機動的に基金を活用するなどして、起債に頼りすぎない健全な財政運営に努める。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2017年度)

基金残高合計

(増減理由)平成28年度より基金が増えた主な要因は、ふるさと納税額が大幅に増えたことによる特定目的基金の増である。しかし当該基金については、一時的なものであると想定している。(今後の方針)財政調整基金残高が平成28年度に17億を超えたこともあり、今後は基金の使途明確化を行うため、新たに設置した公共施設等整備基金への積替えを中心とし、各特定目的基金への積替えを行う。新庁舎の建設や老朽化した施設の更新に関しては、公共施設等整備基金を活用し整備を行っていくことから、中長期的に基金残高は減少する見込みである。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)使途の明確化を目的として、公共施設等整備基金へ5億円を積み替えたことによる減少決算剰余金等を1千1百万円積立てたことによる増加(今後の方針)財政調整基金残高が平成28年度に17億を超えたこともあり、今後は基金の使途明確化を行うため、新たに設置した公共施設等整備基金への積替えを中心とし、各特定目的基金への積替えを行う。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)決算剰余金等を6千万積立てたことによる増加(今後の方針)平成30年度から過疎対策事業債の償還が始まり、公債費が増加する見込みであることから、毎年度計画的に積立てを行う予定である。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設等整備基金:村の庁舎及び公の施設の整備教育施設整備基金:村の学校教育施設の整備ふるさと応援基金:ふるさと納税制度を活用して千早赤阪村を応援するために寄せられた寄附金を必要な事業の財源に充てる(増減理由)公共施設等整備基金:新庁舎の建設や老朽化した公共施設の整備に備え、財政調整基金より5億円を積み替えたことによる増加ふるさと応援基金:寄付金額が大幅に増えたことによる増加(今後の方針)公共施設等整備基金:平成32年度までに約10億円を財政調整基金から積み替える教育施設整備基金:学校園の整備の財源とし活用していくふるさと応援基金:積立てた寄附金を必要な事業に財源として活用していく

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2017年度)

有形固定資産減価償却率

当村では、平成29年3月に公共施設等総合管理計画を策定。平成31年度からは公共施設の大規模改修をはじめ、庁舎の建替えもあることから、今後、有形固定資産減価償却率は減少するものと考えらえる。なお、平成29年度決算に係る固定資産台帳については、平成31年1月1日時点で未整備であるため、平成29年度の当該団体値等は表示されていない。

有形固定資産減価償却率

(参考)債務償還比率

(参考)債務償還比率

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

各公共施設の既発債の償還が終了したことなどにより、将来負担比率は減少している。有形固定資産減価償却率については、公共施設の大規模改修を行わず、修繕等で対応してきたことから、老朽化が進み数値が上昇している。今後は、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化対策として、大規模改修を順に実施していく予定であることから、有形固定資産減価償却率は減少していくと考えられる。しかし、大規模改修については、かなりの費用が必要となることから、将来負担比率が急増しないよう、新規発行債に頼りすぎず、基金の活用を進めていく。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率が類似団体内平均値と比較して低くなっていることは、過去の公共施設整備に伴う地方債の償還が進んだことと、新規発行債は交付税措置の高い地方債を3億円/年を基本として、過大な負担とならないようにしていることが要因と考えられる。平成31年度より老朽化した公共施設の大規模改修を実施していくことから、将来負担比率は上昇すると考えられることから、両比率が急増しないよう、注意しながら取り組んでいく。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2017年度)

施設情報の分析欄

平成27年度において、有形固定資産減価償却率については、全施設類型で類似団体内平均値を下回っている。施設の老朽化に伴い、ほぼ全ての施設類型において今後は増加していく見込みであるが、【認定こども園・幼稚園・保育所】については、公立幼稚園を廃止し、公私連携型認定こども園の新規整備を行うことから減少する見込みである。また、一人当たり延長・面積・有形固定資産(償却資産)額については、全施設類型において類似団体内平均値を下回っており、今後もその傾向が続く見込みである。施設の維持管理等については、今後も公共施設等総合管理計画に基づき適切に実施していく。なお、平成28年度決算に係る固定資産台帳について計上誤り等があったため、平成28年度の当該団体値は正しく表示されていない。また、平成29年度決算に係る固定資産台帳については、平成31年1月1日時点で未整備であるため、平成29年度の当該団体値等は表示されていない。

道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館

施設類型別ストック情報分析表②(2017年度)

施設情報の分析欄

平成27年度において、有形固定資産減価償却率については、【市民会館】を除く全施設類型で類似団体内平均値を下回っている。ただし、施設の老朽化に伴い、ほとんどの施設類型において今後は増加していく見込みである。また、一人当たり面積については、全施設類型において類似団体内平均値を下回っており、今後もその傾向が続く見込みである。施設の維持管理等については、今後も公共施設等総合管理計画に基づき適切に実施していく。なお、平成28年度決算に係る固定資産台帳について計上誤り等があったため、平成28年度の当該団体値は正しく表示されていない。また、平成29年度決算に係る固定資産台帳については、平成31年1月1日時点で未整備であるため、平成29年度の当該団体値等は表示されていない。

図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2017年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2017年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が平成28年度末から58百万円の減少(△0.59%)となった。金額の変動が大きいものは有形固定資産であり、減価償却による資産の減少により221百万円減少した。また、負債総額は平成28年度末から100百万円の減少(△2.5%)となった。金額の変動が最も大きいものは退職手当引当金(固定負債)であり、職員数の減少等により131百万円減少した。下水道事業特別会計、金剛山観光事業特別会計等を加えた全体では、平成28年度末から資産総額は1,155百万円減少し、負債総額は1,291百万円減少した。資産総額は、上水道管、下水道管等のインフラ資産を計上していること等により、一般会計等に比べて767百万円多くなるが、負債総額も各特別会計における地方債の発行分を計上していること等から、1,300百万円多くなっている。南河内環境事業組合等を加えた連結では、平成28年度末から資産総額は1,201百万円減少し、負債総額は1,173百万円減少した。資産総額は、物品等の事業用資産を計上していること等により、一般会計等に比べて1,023百万円多くなるが、負債総額も地方債の発行分を計上していること等から、1,430百万円多くなっている。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

分析:一般会計等においては、経常費用は2,730百万円となり、平成28年度比158百万円の減少(△5.5%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は1,719百万円、補助金や社会保障給付等の移転経費は1,011百万円であり、業務経費の方が移転経費よりも多い。最も金額が大きいのは職員給与費(646百万円、平成28年度比+42百万円)、次いで物件費(623百万円、平成28年度比△71百万円)であり、これらで純行政コストの47%を占めている。経常費用が平成28年度比で減少となったのは、退職手当引当金が大幅に減少したことから、人件費が平成28年度より140百万円減少しているためである。行政コストは減少傾向にあるが、事業の見直しや介護予防の推進等により、引き続き経費の抑制を図る。全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が123百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が1,354百万円多くなり、純行政コストは1,528百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が146百万円多くなっている一方、大阪府後期高齢者広域連合における療養費の給付や検診補助等による補助金等支出が2,462百万円多くなっているなど、移転費用が2,080百万円多くなり、純行政コストは2,256百万円多くなっている。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等については、税収等の財源(2,647百万円)が純行政コスト(△2,679百万円)を下回っており、本年度差額は△33百万円となった。ただし、退職手当引当金の積み立てが75百万円あったことから、純資産残高は43百万円の増となった。引き続き地方税の徴収強化等により税収等の増加に努める。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険料や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が1,206百万円多くなっており、本年度差額は112百万円となり、純資産残高は185百万円の増加となった。連結では、大阪府後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が2,403百万円多くなっており、本年度差額は115百万円となり、純資産残高は176百万円の増加となった。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

分析:一般会計等においては、業務活動収支は163百万円となり、公共施設等整備基金等を積み立てたことなどから、投資活動収支は△157百万円となっている。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を上回ったことから、23百万円となっており、平成29年度末資金残高は平成28年度から29百万円増加し、163百万円となった。しかし、行政活動に必要な資金を基金の取崩しで確保している状況であり、行財政改革を更に推進する必要がある。全体では、人件費、物件費等の業務費用支出を抑制(平成28年度比△172百万円)したことから、業務活動収支は一般会計等より182百万円多い345百万円となっている。投資活動収支では、一般会計等と比較して、ロープウェイの指定管理料等公共施設等の整備事業の支出が増加しているため、△295百万円となっている。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△1百万円となり、平成29年度末資金残高は平成28年度から49百万円増加し、251百万円となった。連結では、補助金等の支出が増加しているが、国・県からの補助金収入が増加していることから、業務活動収支は一般会計等より191百万円多い354百万円となっている。投資活動収支では、基金の積立及び公共施設等の整備費の支出を行ったため、△305百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△4百万円となっており、平成29年度末資金残高は平成28年度から45百万円増加し、301百万円となった。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2017年度)

1.資産の状況

分析欄:1.資産の状況住民一人当たり資産額が類似団体平均値を大きく下回っているが、これは、新たな設備投資を抑制しており、公共施設の更新が長期間なされていないためである。今後はESCO事業等により長寿命化に取り組む予定である。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均値を上回っているが、これも上記と同様の理由によるものである。ただし、今後は、新庁舎等の建設により減少する見込みである。歳入額対資産比率については、類似団体平均値を下回っているが、これは、新規設備投資の抑制を実施し、維持管理を行うための費用的支出を実施してきたためである。今後、新庁舎等の建設により変動する見込みである。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は、類似団体平均値を下回っているが、これは、固定資産の更新が長期間実施されておらず、減価償却が進んでいるためである。ただし、公共施設等整備基金の積み立て等により、平成28年度からは0.8%増加している。将来世代負担比率は、類似団体平均値を上回っている。今後、新庁舎建設に伴う固定資産の増加に伴い、減少を見込んでいるが、依然として類似団体平均値を上回る状況が予想されるため、借入額の抑制を行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは類似団体平均値を下回っており、また、昨年度に比べても減少している。減少の要因は人件費、物件費等業務費用の削減によるものである。ただし、純行政コストのうち、移転費用が平成28年度より85百万円増加しており、少子高齢化が他団体よりも顕著である本村では今後も増が見込まれる。引き続き、業務の見直しを行い、事務経費の削減に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

4.負債の状況住民一人当たり負債額は、類似団体平均値を下回っている。今後、平成26年度から発行している過疎対策事業債の償還を開始することにより負債合計は減少していく見込みであるが、人口減少の影響がより大きく、結果として住民一人当たりの負債額は増加していく見込みである。基礎的財政収支は、業務活動収支の黒字分が投資活動収支の赤字分を上回ったため、163百万円となっており類似団体平均値を上回っているが、平成28年度より188百万円減少している。これは、税収等収入の減のためである。補助金等の移転費用が増加しているため、資格審査の見直し等により、社会福祉給付支出の抑制に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均値を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。類似団体平均値と比較して大きく下回っている要因としては村内施設の利用者が少ないこと及び施設使用料等の見直しを実施していないことが挙げられる。今後、見直しが不十分である手数料等の再検討を実施し、受益者負担の適正化に努める。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

大阪府千早赤阪村の2017年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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