大阪府大東市の財政状況(2010年度)
大阪府大東市の財政状況について、2010年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2010年度)
財政比較分析表(2010年度)
財政力指数の分析欄
平成20年度に市内弱電メーカーの修正申告があったことから、法人市民税が大きく増減した影響により、単年度の財政力指数には大きな増減がみられるが、3ヵ年平均では概ね横ばいで推移している。景気の動向により市税収入が大きく減収となった場合にも対応できるよう、平成22年度に策定した行財政改革プランⅡに則り、財政基盤の強化を図っていく。
経常収支比率の分析欄
平成22年度決算では、分母となる経常一般財源が増加(+6.4ポイント)し、分子となる経常経費一般財源が減少(-3.4ポイント)したことから前年度より13.4ポイント改善し、92.2%となった。分母となる経常一般財源は、景気後退の影響により地方税が減少したものの、平成20年度の法人税の大幅増に伴う基準財政収入額の減額精算が終わり、地方交付税が前年度より大幅に増加したことが大きな要因である。一方、分子となる経常経費一般財源は、社会保障等にかかる扶助費が増加したが、職員数の減少により人件費が減少したことによる。今後も税収等の経常一般財源の大きな回復は見込めないため、行財政改革プランⅡをもとに歳入の確保に努めつつ、経常的支出の抑制を図っていく。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体や大阪府平均を大きく下回っており、比較的健全といえる。民間委託の推進や施設の老朽化により、委託料や維持補修費等の物件費は増加傾向にあるが、行財政改革プランⅡによる人件費削減などにより今後も健全化を図っていく。
ラスパイレス指数の分析欄
定期昇給延伸や各種手当の見直しなどの給与抑制措置により、類似団体平均を下回る水準を保っている。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
全国平均や大阪府平均を大きく下回っており、類似団体内順位は19団体中2位となっている。行財政改革プランⅡでは、平成22年4月1日現在で全会計合わせて864人の総職員数を、平成25年4月1日現在で816人にまで削減する予定であり、現在、前計画の目標値を上回るペースで職員数の削減が進んでいるが、引き続き職員数の適正化を図る。
実質公債費比率の分析欄
平成22年度決算では類似団体内順位が前年度に引き続き19団体中4位であり、類似団体平均を大きく下回っている。急ピッチで進めてきた下水道整備に伴う下水道事業債の元金償還が今後多額にのぼるが、プライマリーバランスに注意して市債の新規発行を抑制していくことにより、実質公債費比率の適正な水準を保っていく。
将来負担比率の分析欄
平成22年度決算では職員数の減により、退職手当負担見込額が減少したことなどから、前年度と比べて9.7ポイント改善した。しかし一方で、近年の臨時財政対策債の発行額が多額に上っているため、一般会計等にかかる地方債の現在高は増加している。今後も将来負担比率を適正な水準に保っていくために、プライマリーバランスに注意した市債の管理を行うとともに、当市の懸案事項である土地開発公社の健全化を早急に進めていくことにより、将来負担の抑制を図る。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費の分析欄
平成22年度の決算は前年度より4.8ポイント改善し28.0%となったが、いわゆる団塊の世代の退職が続いており、退職手当の支払いが依然高くなっている。しかし退職手当の支払いは平成22年度をピークにその後徐々に減少していく見込みであり、職員数についても「大東市行財政改革プランⅡ」に則り適正化を図り、職員給与費のさらなる削減に努めていく。
物件費の分析欄
物件費については前年度より1.3ポイント改善し、15.3%となったが、民間委託の推進による指定管理者制度の導入や職員数の減少に伴う事務業務等の委託の増加により決算額が増加しているため、依然として全国平均や大阪府平均よりも高い数値で推移している。必要な委託を行っていくことは大切だが、適正な執行について引き続き注意を払っていく。
扶助費の分析欄
子ども手当の創設や景気の悪化による社会保障費の増加により扶助費の決算額は増加したが、それらに伴い、国・府からの交付金等も増額となったため、経常収支比率は前年度より0.6ポイント改善し、11.8%となった。
その他の分析欄
その他の経常収支比率は前年度より1.4ポイント改善し17.9%となったものの、依然として類似団体内平均値を大きく上回っている。繰出金の額が老人特会、老人デイの廃止に伴い減少した一方、介護特会や後期高齢特会の給付費負担部分が社会保障費の増加に比例して増加し、下水道特会への繰出金についても資本費資本費平準化債の償還開始などに伴い増加している。今後とも、特に下水道事業において受益者負担の適正化を求めるなど必要な措置を講じていく。
補助費等の分析欄
補助費等については毎年大きな増減はなく、類似団体平均値を下回っている。平成22年度決算は前年度より2.3ポイント改善し6.1%となった。主な要因は、平成21年度末で東大阪市・大東市清掃センターが解散したことにより、一部事務組合に対する補助費等額が大幅に減少したことによる。
公債費の分析欄
1970年代の人口急増期に建設した学校やインフラ整備のために借り入れた市債の償還が終了を迎えつつあるため、平成22年度決算では前年度より3.0ポイント改善し13.1%となり類似団体内平均値も下回った。一方で発行額が多額に上っている臨時財政対策債の償還が始まってきており、今後の償還額が多額となることが見込まれるため、プライマリーバランスに注意して市債の新規発行を抑制していくことにより、公債費の適正化に努めていく。
公債費以外の分析欄
公債費以外の経常収支比率が高い要因は総体的に人件費・物件費・繰出金が高いことにある。景気の今後の見通しが不透明な中、税収の急激な回復は見込めないため、平成22年度に策定した大東市行財政改革プランⅡに則り、歳入の確保と歳出の削減により経常収支比率の改善に努めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
本市は長年、法人市民税の影響により財政運営が大きく左右される傾向があるが、財政調整基金の活用により年度間における財政運営の平準化を図り、平成7年度に赤字から転じて以来実質収支の黒字を維持している。平成22年度は実質単年度収支についても大幅な黒字となった。主な要因は、平成20年度の法人税割の減額精算措置が終了し普通交付税が増加したことや、臨時財政対策債の増加により平成15年度以来7年ぶりに財政調整基金の取り崩しを行わなかったことによる。これに伴い、実質単年度収支比率も前年度より5.01ポイント改善した。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
連結実質赤字比率にかかる赤字・黒字の構成比に年度間の大きな変化はなく、国民健康保険特別会計が毎年赤字となっているが、水道事業会計については多額の黒字で推移しているため、全市的には黒字を維持している。国民健康保険特別会計については、平成22年度に「第3次大東市国民健康保険特別会計健全化計画」と「大東市国民健康保険税収納率向上計画」を策定し、保険収納課の人員増等の保険税収納体制の強化を図った。各計画に基づき健全な国民健康保険事業の運営と国民健康保険税の負担の公平性を確保し、加えて保険税収納率の向上を図り赤字解消に努めていく。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
平成22年度については用地先行取得債(一般財源分)や国の予算貸付金の償還額が減少したことにより元利償還金が前年度より-345百万円減少した。また、平成21年度末の東大阪市・大東市清掃センターの解散により、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等についても-108百万円減少した。算入公債費等については臨時財政対策債や財源対策債にかかる償還費が増加しており、115百万円の増加となったため、実質公債費比率の分子の額は前年度より大幅に減少した。(-523百万円)
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
将来負担比率の分子の額は毎年減少しており、平成22年度は前年度より-1,887百万円減少し、6,605百万円となった。将来負担額における一般会計に係る地方債の現在高は34,748百万円で、前年度より1,645百万円増加した。主な要因は平成22年度の臨時財政対策債の発行額が多額となったこと、および、平成21年度末に東大阪市・大東市清掃清掃センターを解散したことにより一部事務組合の地方債債務を継承したことによる。一方、退職手当負担見込額が職員数の削減により前年度より-904百万円減少しているほか、公営企業債等繰入見込額が下水道事業に係る繰入見込額が減少したことにより前年度より-618百万円減少したことにより、将来負担額総額は73,508百万円で-863百万円減少している。充当可能財源等については、前年度より1,025百万円増加している。充当可能財源等のうち基準財政需要額算入見込額においては臨時財政対策債の増加や下水道費の資本費平準化債の増加により、前年度より1,215百万円増加している。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
大阪府大東市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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