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地方財政ダッシュボード

三重県玉城町の財政状況(2011年度)

🏠玉城町

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2011年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は、前年度比0.09ポイントマイナスの0.59となった。全国平均、類似団体内平均は上回ったものの、三重県平均は下回った。町民税法人、町民税個人ともに増加しているものの、経済情勢はまだまだ先行きが不透明なため、引き続き活力あるまちづくりを展開し、町税の収納率向上に努め、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、前年度比5.5ポイント回復の72.4となった。全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも大幅に上回り、中でも類似団体内順位は一位となった。今後も行財政改革プランに基づく事務事業の見直し、内部経費の縮減及び自主財源の確保に努め、経常収支比率の全国平均マイナス5ポイントを堅持する。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人当たり人件費・物件費等決算額は、全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも上回った。今後も行財政改革プランに基づく事務事業の見直し、内部経費の縮減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、全国市平均、全国町村平均、類似団体内平均の数値をいずれも下回っている。今後も定員・給与の適正化、諸手当の見直しなどに努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

福祉施策充実のため保育所等の職員数が多いことから、全国平均の数値は下回っているが、三重県平均、類似団体内平均は上回っている。今後も事務の簡素化、民間活力の活用などにより、住民サービスを低下させることなく定員の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、過去からの起債などの抑制により、前年度比0.7ポイント回復の9.2となった。全国平均、三重県平均、類似団体内平均ともに数値を上回っている。今後、下水道事業の進捗に併せ上昇が見込まれるため、適切な事業実施により地方債の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、過去からの起債などの抑制により、前年度比15.2ポイント回復の45.6となった。全国平均、三重県平均、類似団体内平均ともに数値を上回っている。今後、下水道事業の進捗に併せ上昇が見込まれるため、緊急度・住民ニーズを的確に把握し、適切な事業実施により将来に負担を残さない財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費の分析欄

人件費は、前年度比1.1ポイントマイナスの20.1で全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも下回っている。人口1人当たり決算額では、類似団体内平均より23.9%下回っている。また、人口1,000人当たり職員数も類似団体内平均より1.18人下回っている。今後も、事務の簡素化・民間活力の活用に取り組み、人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

物件費は、前年度比0.8ポイントマイナスの13.0で、全国平均、三重県平均を下回っている。今後、指定管理者制度の活用や外部委託化を推進し、物件費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

扶助費は、前年度比0.1ポイントマイナスの4.4で全国平均、三重県平均を大きく下回っている。社会保障関連経費は、社会構造、経済環境の変化や制度改正等により大きく変動する可能性があるため、資格審査等の適正化に取り組み、扶助費の抑制に努める。

その他の分析欄

その他は、前年度比1.3ポイントマイナスの7.1で、全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも下回っており、良好な状態である。今後も、引き続き抑制に努める。

補助費等の分析欄

補助費等は、前年度比0.9ポイントマイナスの15.7で、全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも上回っている。今後、補助金を効果的、効率的に運用すると共に、補助金の交付基準等を明らかにすることにより、公平性、透明性を確保する。

公債費の分析欄

公債費は、前年度比1.3ポイントマイナスの12.1で、全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも下回っている。今後、下水道事業の進捗に併せ上昇が見込まれるため、適切な事業実施により地方債の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

普通建設事業費は、前年度比4.2ポイントマイナスの60.3で、全国平均、三重県平均、類似団体内平均をいずれも下回っている。新規事業については緊急度や住民ニーズに合致しているかなどを検証した上で事業を実施し、事業費の抑制に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

【財政調整基金残高】計画的に基金積立を行い、高い水準を維持している。これは、今後、下水道事業や国営宮川用水二期事業の地方債の繰上償還に充てるためのものである。【実質収支額】実質収支額は、継続して標準財政規模の4%前後で推移しており、今後も適正な財政運営に努める。【実質単年度収支】実質単年度収支については、3年連続して黒字を維持している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

住宅新築資金等貸付事業特別会計については、貸付償還金の滞納が原因で、毎年赤字となっているため、より一層収納率向上に向け取り組む。その他の一般会計及び各事業会計については、赤字は発生していない状況にあるが、今後も計画的な事業運営を図り、健全な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

実質公債費比率は、過去からの起債などの抑制により、減少傾向にある。今後、下水道事業の進捗に併せ上昇が見込まれるため、適切な事業実施と繰上償還を行い、健全化に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

将来負担額では、公営企業債等繰入見込額が若干増加しているものの、地方債現在高をはじめとする将来負担額はほぼ横ばいで、充当可能財源等も増加していることから将来負担比率の分子は減少している。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,