事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 大町市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 29,050人 | 現在処理区域内人口 | 969人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 826人 | 現在処理区域面積 | 57ha |
| 晴天時現在処理能力 | 509m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当市の農業集落排水事業は、平成26年度より地方公営企業法適用事業となった。社南部処理区、切久保処理区、野平処理区、舟場処理区の4処理区となっている。経常収支比率は100を超えているが、これは政策により使用料水準を公共下水道事業と同一水準とし、収支不足を基準外繰入れし補てんしているためである。流動比率は類似団体に比べ低値となっているが、事業を継続していく中で改善していく見込みである。企業債残高対事業規模比率は高値となっているが、経費回収率は類似団体に比べ高値であるため、企業債残高が多くなっていることによると思われる。これは、処理区の人口密度が低さや、地理的要因により管渠延長が長くなり、工事費に伴う企業債が膨らんだこと、また、償還開始から15~20年程度しか経過しておらず、企業債残高が減ってきていないことが要因である。施設利用率は、類似団体に比べやや低値となっているが、区域内の人口減少に伴う有収水量の減もあり処理水量自体が減少していることが要因と考えられる。
老朽化の状況について
管渠は、早いものでも耐用年数がまだ35年程度あるが、平成26年度より施設機能診断を開始し、計画的な更新を行うための準備に取り掛かっている。
全体総括
平成26年度より法適用事業としたばかりで、様々な指標のトレンドも取れない状況である。下水道事業は一般会計からの繰入金がないと事業が成り立たない事業構造になっているため、繰入基準通り繰入れを受ける必要があるが、当事業は収支不足解消のための基準外繰入れも受けている。健全経営に努め、その額を減少させていく必要がある。さらに今後の様々な施設の更新や企業債償還のピークに向け費用の効率化を図り、内部留保資金や利益剰余金を増加していく必要がある。広域化・共同化も検討する必要があるが、地形的に厳しいものがあるため、さらに内部で調整を進めていく。
経営状況
収支構造
総額1.0億円
総額1.0億円