長野県大町市:大町総合病院の経営状況(最新・2024年度)
長野県大町市が所管する病院事業「大町総合病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当地域は、高齢化の進展により、一人暮らしや高齢者のみの世帯が増加する一方で、医療・介護資源は不足している。こういった状況下で、公的医療機関である当病院が医療需要の受け皿としての役割を担っている。また、地域の中核病院として急性期から慢性期まで幅広い医療を提供し、安心して生活できる環境に大きく寄与している。療養支援は、長期にわたる支援を実施し、在宅サービスでは訪問診療・看護や訪問リハビリテーションの提供体制を有している。地域包括ケアシステムの一員として、地域の高齢者の生活を支えている。
経営の健全性・効率性について
経営健全化計画の取組みを継続し、より地域に密着した医療の提供を実施するため、令和5年度より、持続可能な地域医療提供体制の確保と、環境の変化に適応できる柔軟な経営を目指し市立大町総合病院経営強化プランを実行している。令和5年度において新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことに伴い、診療報酬の特例措置や補助金が終了し、さらにプラン策定時の想定より、人件費が大幅に底上げられたことや物価高騰の影響により、①経常収支比率は前年度比-4.6%の97.7%となり、5年ぶりの赤字決算となった。このことに伴いこれまで減少してきていた⑨累積欠損金が再び増加することとなった。⑦職員給与費対医業収益比率は74.0%と類似病院平均値より高い値となっており、人件費の適正化に向け取組みを行う。
老朽化の状況について
当病院は昭和46年建築の西棟、平成6年建築の東棟に加え、東日本大震災を教訓として平成27年に整備した南棟(被災患者受入施設)により構成される。建設から長い年月が経過した西棟及び東棟においては、配管や設備の老朽化が進んでいる。資金不足比率解消のため投資を令和3年度まで抑制してきたこと等から、①有形固定資産減価償却率が右肩上がりとなっている。
全体総括
人口減少が進む中、当地域においては2030年にかけて75歳以上人口が増加し、介護需要の増加、医療需要の減少を経営強化プランにおいて見込んでおり、引き続きⅠに掲げる地域における役割を担っていく。材料費をはじめとした物価高騰や、人事院勧告や処遇改善の影響により医業費用が増加する一方で、診療報酬が費用増加に十分に対応したものではないことから、当院に限らず、全国的に病院経営は非常に厳しい状況となっている。こういった厳しい財政事情の中、施設や医療機器の老朽化対応に要する資金の確保が困難であり、これらの更新等については当面の間、必要最小限に留め、緊急性・必要性の高いものに優先順位を付けて行っている。経営強化プランの計画期間が終了する令和9年度を目標に、経営状況や医療需要等を考慮しながら、施設の建替え等を含めた総合的な検討を進め、今後の方向性を定めたい。病院機能、地域性から医師、看護師、薬剤師をはじめとする医療スタッフの確保に課題があるが、経営強化プランに基づき、持続可能な地域医療体制を確保するため、引き続き健全経営に取り組む。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
大町総合病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大町市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。