長野県大町市:大町総合病院の経営状況(2023年度)
長野県大町市が所管する病院事業「大町総合病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
当地域は、高齢化の進展により、一人暮らしや高齢者のみの世帯が増加する一方で、医療・介護資源は不足している。こういった状況下で、公的医療機関である当病院が医療需要の受け皿としての役割を担っている。また、地域の中核病院として急性期から慢性期まで幅広い医療を提供し、安心して生活できる環境に大きく寄与している。療養支援は、長期にわたる支援を実施し、在宅サービスでは訪問診療・看護や訪問リハビリテーションの提供体制を有している。併設する老人保健施設と連携し、地域包括ケアシステムの一員として、地域の高齢者の生活を支えている。
経営の健全性・効率性について
経営健全化計画の取組みを継続し、より地域に密着した医療の提供を実施するため、令和5年度より、持続可能な地域医療提供体制の確保と、環境の変化に適応できる柔軟な経営を目指し、市立大町総合病院経営強化プランを実行している。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、診療報酬の特例措置や補助金の終了、さらにプラン策定時の想定より、人件費が大幅に底上げられたことにより、①経常収支比率は前年度比-6.5%の102.3%となった。特に、⑦職員給与費対医業収益比率が70%を超えてしまっているため、人件費の適正化に向け取組みを行う。
老朽化の状況について
当病院は昭和46年建築の西棟、平成6年建築の東棟に加え、東日本大震災を教訓として平成27年に整備した南棟(被災患者受入施設)により構成される。療養病棟が入る西棟は建設から52年、急性期病棟・地域包括ケア病棟が入る東棟は29年が経過し、配管や設備の老朽化が進んでいる。資金不足比率解消のため投資を令和3年度まで抑制してきたこともあり、①有形固定資産減価償却率が右肩上がりとなっている。人件費の大幅な底上げや物価高騰の影響で厳しい経営状況にあることから、施設の維持管理や器械備品の更新に関しては、当面の間、必要最小限に留め、緊急性・必要性の高いものに優先順位を付けて行う。経営強化プランの計画期間が終了する令和9年度を目標に、経営状況や医療需要等を考慮しながら、施設の建替え等を含めた総合的な検討を進め、今後の方向性を定めたい。
全体総括
強化プラン実行初年度である、本年度については、職員一丸となって収益確保とコスト削減意識を共有し、組織全体で効率的な病院経営への取り組みを進めたことで、経常収支比率は100%を超えることができた。引き続きプランに基づき経営強化を図る。しかし、令和6年度以降、収入では新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う診療報酬の特例措置や補助金の終了、支出では薬品、診療材料をはじめとする物価の高騰、人件費の底上げも見込まれることから、経営は厳しさを増していくものとみている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
大町総合病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大町市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。