事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 松本市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 241,680人 | 現在処理区域内人口 | 39,335人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 36,892人 | 現在処理区域面積 | 1,265ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,030m³/日 | 下水管布設延長 | 358km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
過去5年間において、経常収支は黒字となっており、累積欠損金は発生していません。汚水処理原価は全国平均や類似団体平均値より低く、経費回収率も100%を上回る状況です。企業債残高対事業規模比率は類似団体平均値をやや上回るものの、年々減少しています。また、水洗化率は93%以上となっております。未水洗世帯に対しては、融資制度や補助制度の活用など、水洗化の推進を図ります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、全国平均や類似団体平均値と比較してやや高くなっています。処理場等の施設は、早くから供用を開始したことの影響がありますが、機器設備を中心に計画的に改築を行っています。また、管渠老朽化率は、全国平均や類似団体平均値と同様、法定耐用年数を経過した管渠がないこともあり、管渠改善率は低い状況となっています。今後、処理場等施設や管渠の耐震化とあわせた更新計画の定期的な見直しが必要です。
全体総括
これまで、行政改革による経費削減や高金利企業債の借換えによる利息を低減させる取組みなどにより、健全経営に努めてまいりました。しかし、節水型社会の定着や、超少子高齢型人口減少社会の影響により、将来にわたって有収水量の伸びは期待できず、水道料金同様、下水道使用料も減少することが予測されます。その一方で、今後増加が見込まれる老朽化した施設の更新や地震災害対策としての耐震化への投資など、多額の資金需要が見込まれます。下水道事業の健全経営を持続していくために、下水処理場において汚泥消化過程で発生するメタンガスを燃料とした消化ガス発電による購入電力料金の削減や売電事業による収益の確保、適切な施設規模による投資の効率化や更新投資等に充てる財源を確保するため国からの交付金を積極的に取り込むなど、長期展望に立った事業経営に取り組んでいきます。
経営状況
収支構造
総額17.7億円
総額15.8億円