事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 松本市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 駐車場整備事業 | 施設名 | 松本市営松本城大手門駐車場 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | A1B1 |
| 収容台数 | 468台 | 1日平均駐車台数 | 383台 |
| 駐車場使用面積 | 12,856m² | 建設後経過年数 | 26年 |
| 1時間当たり基本料金 | 740円 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
収益的収支比率は、平成28年度まで類似団体の平均値を超える高い水準を維持してきました。ただし、平成29・30年度は、駐車場敷地の一部が市立博物館の建設予定地となったことに伴い、旧平面式駐車場を閉場し、隣地に新たな平面式駐車場を整備したことから、収益が減少しているものです。営業総利益率を示す売上高GOP比率は、引き続き類似団体の平均値を超える高い水準を維持しています。減価償却前の利益を示すEBITDAは、平成29年度まで類似団体の平均値を超える高い水準を維持してきましたが、平成30年度は、新たな平面式駐車場の建設事業費が計上されたことにより、数値が悪化しました。ただし、今後、大きな整備事業を予定していないことから数値は改善していく見込みです。
資産等の状況について
当該駐車場建設当初の地方債については、平成26年度に償還が終了しています。平成29年度及び平成30年度の2年間で、立体駐車場1棟を解体・閉場し、平面式駐車場については、隣地への移転整備を行っています。平面式駐車場の移転整備費については、その財源の一部を起債で賄いました。現在、起債償還の終了年度は、令和11年度を予定しています。また、平成4年7月からの施設供用開始より26年を経ており、施設、内部機器類の老朽化が進んでおりますので、適切な管理に努め、施設の長寿命化を進めます。
利用の状況について
当該駐車場の稼働率は、平成26年度の81.9%をピークに、同年度以降は60%台に留まり、類似団体の平均値より低い水準にあります。平成30年度に稼働率が上昇した要因は、同年度8月19日に北棟を閉場し、利用可能台数が減少したことによるものです。稼働率は類似団体の平均値を下回るものの、観光シーズン中や、松本城及び中心市街地を主会場として行われる各種イベント時には稼働率が300%を超えることもあるなど、特に、大型連休を中心に活発な利用があります。満車のため入庫が出来ないことによる収益低下や、駐車場の入出庫時の交通渋滞等利用者の満足度低下に繋がる恐れもあるため、交通政策の観点から市街地への車の流入を抑制する施策等を同時に進めていく必要があります。
全体総括
毎期安定した収益を上げており、経営の健全性は確保されています。上述のとおり、駐車場敷地の一部が市立博物館の建設予定地となったことから、平成30年度には立体駐車場1棟の閉場及び平面式駐車場の移転整備が行われました。駐車場の利用可能台数が縮小し、使用料収入も減少していることから、より一層の収益確保に向けた取組みが必要です。また、供用開始より相応の年数を経ているだけに施設自体は元より内部設備類もそれぞれ老朽化が進んでいます。今後は、令和元年度中に策定予定の当該駐車場も含む市営市街地駐車場事業経営戦略に沿って、計画的に改修を行っていく予定です。