長野県松本市：焼岳小屋の経営状況（2018年度）

経常収支比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	110.4	100.0	108.3	107.2	108.56751876733249	107.5	105.7

他会計補助金比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	0.3	0.2	0.1	0.0	0.0	0.0	0.0

定員稼働率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）		11.5	15.5	12.7	13.5	12.9

売上高人件費比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

売上高ＧＯＰ比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	10.2	4.3	8.3	7.5	8.5	7.7	6.2

収益等の状況について

経常収支比率、売上高GOP比率は、類似施設平均値を上回る値で推移していますが、平成２８年度以降は減少傾向にあります。定員稼働率、EBITDAについても、平成２８年度以降は減少傾向にありますが、焼岳頂上付近の山小屋という短期間での営業の特性上、比較が困難な施設です。収益が減少している理由として、御嶽山噴火の影響もあり、SNS等の空振情報によるキャンセルの影響が考えられます。

有形固定資産減価償却率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	48.9	49.9	50.6	46.1	45.1	44.0	44.34

施設の資産価値

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（千円）						1438940.0	1448896.0

設備投資見込額

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（千円）						257610.0	0.0

累積欠損金比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	39.6	31.4	21.1	23.2	18.7	17.0	14.35

企業債残高対料金収入比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	22.2	13.1	7.7	96.6	126.3	163.0	158.94

資産等の状況について

施設の老朽化が進んでおり、防災面も含め改築整備を検討しています。

利用の状況について

焼岳頂上付近の山小屋であるため、主な利用者は登山者になります。近年は、空振情報による影響や降雨により利用者が減少傾向にあります。

全体総括

焼岳小屋は、活火山である焼岳山域で唯一の山小屋です。施設の老朽化が進んでおり、防災面も含め改築整備の検討が必要な施設です。収益面は、立地場所や自然条件に左右される部分が大きいですが、災害時の避難所という役割を担い、令和４年の改築に向け、経営努力をしていきます。