事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 北杜市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 46,484人 | 現在処理区域内人口 | 10,954人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 8,638人 | 現在処理区域面積 | 1,009ha |
| 晴天時現在処理能力 | 5,548m³/日 | 下水管布設延長 | 224km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、償還金が増加したこと大きく影響し、昨年度より下降している。使用料収益で償還金が賄えておらず、一般会計より繰入れている状況が続く。今後も元金償還額の増加が見込まれるため、経費削減や収益向上等が必要である。④企業債残高対事業規模比率は、汚水維持管理費を使用料収入で賄えておらず、汚水資本費に対し充当可能な使用料収益がないことから、一般会計で負担している。⑤経費回収比率は、使用料収益の減少により前年度をやや下回った。使用料収入で賄うべき経費が使用料金以外の収入で賄われている状態にあり、汚水処理費の削減が必要となる。⑥汚水処理原価は、有収水量が減ったため、昨年度よりやや上がった。平成29年度以降全国平均値を下回っている。⑦施設利用率は、徐々に下降気味の傾向にあり、令和元年度は最も低い利用率となった。施設能力が排水需要を上回っており、施設能力に余力があることから、処理場の最適配置を検討する必要がある。⑧水洗化率は横這いで、類似団体平均・全国平均を大きく下回っているため、検討の必要がある。
老朽化の状況について
・本市の農業集落排水施設は、平成6年に供用開始されており、管渠の耐用年数は50年であることから、今後、修繕や更新を計画的に行っていく必要がある。また、平成29年度から処理場の統廃合にかかる工事を開始し、機械電気設備の更新等を進め、令和元年度に完了した。今後も資産台帳を基にストック化を推進し、計画的施設更新や延命等に取り組む必要がある。
全体総括
本市の農業集落排水事業は、平成29年度から組織編制を行い経営を健全化したことから、費用の削減や収納率が向上し、多くの項目で改善が見られた。しかし、依然として事業規模に対し使用料収入が見合わず使用料以外の収入に依存していること、施設能力が排水需要を上回っていることから経営状況は良好ではない。令和2年4月より地方公営企業会計へ以降することから、固定資産データの活用や長寿命化計画に取り組むなど、より一層財政収支の適正を図り経営の健全化を図ることが求められる。そのため、平成30年度策定した「北杜市上下水道経営基本計画」に基づき、財政の健全化を図るとともに、持続可能な事業運営に努める。
経営状況
収支構造
総額6.2億円
総額3.2億円