東京都新宿区の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
ここ5年間連続で23区平均を上回っている。今後とも施策の重点化、効果的な財源配分に努めるとともに、更なる徴収業務の強化に取り組み、財政の健全化を推進していく。
財政構造の弾力性
前年度から2.0ポイントの上昇となり、23区平均を上回った。歳入経常一般財源等が約6億円減少し、歳出面では生活保護費や児童福祉費等扶助費の増が主な要因となっている。今後とも行財政改革への取組みを通じ経常的経費の削減に努めていく。
人件費・物件費等の状況
前年度から1,206円の減となったが、前年度同様23区平均を上回っている。今後とも更に事務事業の見直しを進め、職員数の削減及び施設管理経費等の縮減に努めていく。
給与水準(国との比較)
23区内比較において、21年度の12位から13位へと順位を下げる結果となったが、指数は0.8%減少している。今後、給与カーブのフラット化、各種手当の見直しを進め、引き続き給与の適正化に努めていく。
定員管理の状況
第二次行財政改革計画(18年3月策定)に基づき、17年4月1日現在の職員と比較して、23年4月1日現在の職員の目標値として202名の定数削減を設定している。17~19年度で、193名の定数削減に取り組み、17年度には75名、18年度には56名、19年度には62名の定数の定数を削減した。さらに、平成20年度~23年度を計画期間とする第一次実行計画において定員適正化計画を定め、平成20年度は27名、平成21年度44名、平成22年度80名、平成23年度56名の定数を削減しており、今後も第二次実行計画に基づく定員適正化計画に基づき、引き続き定数の適正化に取り組んでいく。
公債費負担の状況
前年度同様に23区平均を下回っている。学校施設の建替等新たな公債を発行しながらも、計画的な償還を行ったため、23区平均を下回る結果となった。今後とも実質公債費比率の急激な変化を抑え、健全な財政運営に努めていく
将来負担の状況
21年度同様、将来負担比率は算定比率が負の値となり、将来負担比率はない。今後も、地方債償還額の急激な変化を抑えつつ、公債費負担の適正化に努める等、対応を継続していく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
23区平均を上回っている。特別出張所、幼稚園などの施設が多いため、職員数が23区平均と比較して多くなっている。平成20年度~23年度を計画期間とする第一次実行計画において定員適正化計画を定め、平成22年度は80名の定数を削減しており、今後も本計画に基づき、引き続き定数の適正化に取り組んでいくとともに、人件費の削減を進める。
物件費
23区平均を下回っている。施設の管理運営について指定管理者制度の導入の推進による、職員人件費の委託料へのシフトが引き続き行われている。今後も、第二次実行計画に基づく施設の適正配置・機能転換を通じ、公共サービスの適正化に取り組む中で、対応を進めていく。
扶助費
23区平均を上回っている。生活保護費や児童福祉費等扶助費の増が主な要因である。今後も経済状況の悪化や少子高齢社会の進展による社会保障給付費の増が引続き見込まれるため、将来的な財政収支見通しの中で、人件費・公債費を含む義務的経費全体の動向を捉え、財政の柔軟性を確保する。
その他
23区平均を上回っている。国民健康保険事業会計・後期高齢者医療事業会計への繰出金、老朽施設の維持補修費の増が主な要因である。国民健康保険料の徴収強化、施設の計画的保全と活用等を行い、普通会計の負担を減らすよう務めていく。
補助費等
23区平均を下回っている。先に実施した第二次行財政改革計画(集中改革プラン)に基づく補助金の見直しの効果が継続しており、今後も適正な補助金の交付に努めていく。
公債費
23区平均を下回っている。今後、公営住宅建設、障害者入所支援施設などに起債の発行を予定している中で、世代間の公平な負担を図るとともに、地方債償還額の急激な変化を抑えつつ、公債費負担の適正化に努めていく。
公債費以外
23区平均を上回っている。今後とも行財政改革への取組みを通じ経常的経費の削減に努めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
平成22年度は、歳入面では特別区交付金の増があったものの、景気の低迷による特別区税等の一般財源の減、歳出面では義務的経費である扶助費の増等の影響により、前年度に引き続き2年連続の赤字となっている。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
標準財政規模に対する一般会計及び特別会計を連結した実質赤字の割合を示す連結実質赤字比率は、連結実質収支が黒字となったため、算出されません。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
実質公債費比率は年々減少傾向にある。平成22年度は準元利償還金(公債費に準ずる債務負担行為に係るもの)の減が主な要因となり、実質収支比率が0.2%となった。今後も低水準の維持に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
地方債の償還が進み、かつ退職手当支給予定額等が減少しており、将来負担の見込みは減少している。今後も低水準の維持に努める。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
東京都新宿区の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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