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地方財政ダッシュボード

埼玉県所沢市の財政状況(2016年度)

埼玉県所沢市の財政状況について、2016年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

所沢市水道事業末端給水事業病院事業市民医療センタ-下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2016年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2016年度)

財政力指数の分析欄

28年度の財政力指数は0.96となり、前年度と同値となった。22年度に8年ぶりに普通交付税交付団体となり、24年度に1.0を割ってからほぼ横ばいとなっている。現状では、堅調な景気に伴い市税の増収しているが、今後は、生産年齢人口の減少や社会保障経費の増加など、さらに財政を圧迫することが懸念される。収納率向上対策など、財源確保の取り組みを進めるとともに、行政の効率化による経常経費の抑制を図り、財政基盤の強化を図っていく。

経常収支比率の分析欄

28年度の経常収支比率は前年度より3.8ポイント上昇し、類似団体や全国・県平均を上回り、財政構造の弾力性を欠く厳しい状況が続いている。この要因は、地方消費税交付金が約5.8億円、地方交付税が約4.1億円、臨時財政対策債が約8.6億円の減となり、比率の分母となる経常一般財源が前年度から大きく減額となったことによるものである。当市は、複数の開発事業など、まちの成長戦略に着手している。引き続き、徹底した事業の見直しを実施し、経常経費の削減に取り組むとともに、成長戦略を確実に進めていきながら新たな財源獲得を目指す。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

28年度はわずかに上昇したが、引き続き類似団体や全国・県平均を下回っている。前年度からわずかに増加となった要因としては、人件費は減となったものの、「こどもと福祉の未来館」の開館や民間委託化の推進に伴い、物件費が増額となったことで、総額として増にシフトしたことによるものである。引き続き、適正な定員管理を行っていくとともに、官民の連携による新たな手法の導入などにより、経費の節減を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度の101.3から0.1ポイント増の101.4となった。増加の主な要因は、大卒20年から25年未満、高卒25年から35年未満の職員の平均給与が上がったことによるものである。職員給与については国に準じた給与改定を行い、給与水準の引下げや給与構造改革における経過措置額の段階的引き下げの実施により給与費の削減を図っている。今後も引き続き給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

「所沢市定員管理計画」に基づき、民間委託化を推進したことで、類似団体平均を下回っている。同計画において、職員数を増やさないとした職員規模の維持を、今後の方針として掲げている。将来的な職員の年齢構成、人材の確保を考慮しながら、部分最適でなく全体最適を基本とした定員管理を行っていく。

実質公債費比率の分析欄

前年度より0.1ポイント上昇したが、類似団体や全国・県平均との比較では低い水準を維持している。28年度元利償還金の額の増により、28年度単年度の比率が上昇し、直近三ヵ年で示す当該比率も上昇した。今後、市街地再開発や施設の大規模改修等、投資的経費の増加が見込まれ、これに伴い財源としての地方債の借入れも増加が見込まれるなか、事業実施の適正化を図るとともに、償還年数や据置年数等の借入方法の適正化により償還額の平準化を図り、引き続き適正な比率の水準を維持していく。

将来負担比率の分析欄

昨年度と比較して2.0ポイント上昇したが、類似団体や全国・県平均との比較では低い水準を維持している。地方債の現在高の増加により、将来負担額が増となったが、基準財政需要額算入見込額の減により充当可能財源等は減となったことより比率が上昇した。今後、市街地再開発や施設の大規模改修等、投資的経費の増加が見込まれ、これに伴い財源としての地方債の借入れも増加が見込まれるなか、事業実施及び借入れの適正化を図り、過度な後年度負担とならないよう留意しながら健全な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費の分析欄

類似団体や全国・県平均をやや上回っている。また、前年度より0.6ポイント上昇となった。この要因は、前年度より一般職給与や退職手当負担金が減少し、人件費における一般財源充当歳出は減額となったが、分母である一般財源歳入が減少したことによるものである。人件費については、平成25年度決算から経常経費は減少傾向でシフトしている。類似団体平均ではわずかに低い水準で維持しているものの、全国・県平均値を上回っていることから、今後も、適正な人員管理と事務事業の効率化に取り組み、負担の軽減を図っていく。

物件費の分析欄

類似団体や全国・県平均を上回っている。また、前年度より1.2ポイント上昇した。この要因は主に、平成28年度に開館した「こどもと福祉の未来館」の委託料が計上されたことによるものである。当市の民間委託化については、定員管理とともに方針を定め、事業の廃止や縮小といった見直しの検討を行いながら進めている。今後については、PFIや長期包括運営業務委託など、民間手法を取り入れることによる物件費の増加が見込まれるが、全体的な経費削減の効果と合わせて検証していきながら、最善手法を取り入れていく。

扶助費の分析欄

依然として、類似団体や全国・県平均を上回っているが、前年度より0.3ポイント減少した。この要因は、経常経費は増額となったものの、子ども・子育て支援法による特定財源が増加したことなどにより、一般財源充当歳出が減少したことによるものである。保育需要への対応や、高齢化に伴う福祉サービスの拡大など、今後も扶助費への増加が見込まれるが、市単独事業の見直しなどを図り、扶助費の抑制に努める。

その他の分析欄

類似団体や全国・県平均とほぼ同率となった。また、前年度より0.8ポイント上昇した。この主な要因は、介護保険特別会計繰出金など、経常経費一般財源の繰出金の増加によるものである。繰出金については、今後、平成30年度に国保の県域化を予定していることから減少することが見込まれる。他の特別会計への繰出金においても、独立採算性の観点を踏まえ、普通会計の負担額の軽減できるよう努めていく。

補助費等の分析欄

類似団体や全国・県平均を上回っている。また、前年度より0.5ポイント上昇した。この要因は、主に、下水道整備費における経常的経費が増額になったことによるものである。当市は平成25年度から消防一部事務組合設立による負担金が生じているため、比率として高い水準にある。今後も引き続き、補助金の交付額や制度の見直しなど、事業の見直しに取り組み、経費の節減を図っていく。

公債費の分析欄

前年度から1.0ポイント上昇したが、類似団体や全国・県平均を大幅に下回り、低い水準で推移している。前年度から上昇した要因は、主に臨時財政対策債の元金償還金の増加によるもので、臨時財政対策債は平成33年度まで増加していく見込みである。当市は今後予定している公共施設の大規模改修や都市計画事業に、市債を活用し進めていくこととなる。公債費負担が、健全な財政運営に支障をきたすことがないよう、現世代と将来世代の負担の適正化に努めていく。

公債費以外の分析欄

類似団体や全国・県平均より大幅に上回っている。また、前年度より2.8ポイント上昇した。当市の特徴として、公債費の比率が少なく、扶助費・物件費の比率が高い傾向にある。平成28年度においては、特に、物件費の増加が比率の上昇に起因した。類似団体の中でも、経常経費の占める割合が非常に高い水準であり、財政の硬直化の改善が、財政運営における喫緊の課題である。経常経費の削減とともに、新たな財源の獲得や事務事業の廃止を見据えた検討など、抜本的な見直しが必要である。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

財政調整基金は、繰越金が大幅に増加したことから前年度比約8.5億円増の26.4億円積立を行った。また、財源調整のための取崩しは、前年度比約4.7億円減の12.4億円であったため、年度末残高が約14億円増加し、39.5億円となった。実質収支額は、歳出総額が約52.8億円増加したこと等により、前年度比約12.6億円減少した結果、標準財政規模比で2.17ポイント減少したが、黒字を維持し推移している。実質単年度収支は前年度比約7億円減の1.4億円となった結果、標準財政規模比で1.21ポイント下がったが、財政調整基金への積立金の増などによりプラスを維持した。引き続き、健全な財政運営を確保するため、収支の黒字を維持するとともに、財政調整基金は標準財政規模比5.0%以上を目標とする。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

所沢駅西口土地区画整理特別会計において1千円の赤字を計上したが、その他の会計は全て黒字を計上した。一般会計の歳入歳出差引額が前年度比22.8億円の減となり、実質収支額が前年度比約12.6億円の減少となったことにより、全体としても連結黒字額が前年度比約4.4億円の減少となった。水道事業の資金剰余額が流動資産の増加により約3.9億円増加の61億円となり、連結黒字額の約45%を占めている。一般会計は、前述のとおり実質収支額が約12.6億円減少の30.7億円となり、連結黒字額に占める割合も前年の約31%から22.6%に低下した。この2会計で連結黒字額の2/3以上を構成している。この2会計以外の主な会計の実質収支額及び構成割合は以下のとおり。下水道事業会計17.8億円13.1%国民健康保険特別会計13.3億円9.8%介護保険特別会計9億円6.6%

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

新規借入分の償還額の増により、「元利償還金の額」が増加した。「公営企業債の元利償還金に対する繰入金」は減少したものの、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金の増がこれを上回り、公債費等の額が230百万円増加した。一方、都市計画事業に係る地方債の償還額の減により、充当される特定財源が減となったこと、また、交付税算入対象となる公債費が減となったことから、控除額である「算入公債費等」が約230百万円減少し、「実質公債費比率の分子」としては昨年度より460百万円増加した。

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

将来負担額(A)については、地方債の現在高が、新規借入の増加により13.3億円の増加、一方、退職手当負担見込額は、職員の入れ替わり(退職・採用)により2.4億円の減少、債務負担に基づく支出予定額は、償還が進んだことにより4.6億円の減少となり、全体としては約6.1億円増加した。一方、将来負担額から差し引く充当可能財源等(B)については、充当可能基金が、基金積立の増加により9.1億円、充当可能特定歳入が都市計画事業に係る地方債現在高の増による都市計画税収の充当見込みの増加により2.1億円の増となったが、基準財政需要額算入見込額が15.6億円の減少となり、全体としては約4.5億円の減少となった。将来負担額(A)の増加及び充当可能財源等(B)の減少により、「将来負担比率の分子」としては10.6億円増加した。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2016年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体内平均よりも低く、有形固定資産全体としては老朽化が著しく進行している状況にはないと判断できる。ただし、施設類型ごとに減価償却率に偏りが見られ、著しく減価償却率の高い施設類型については注視していく必要がある。今後も、公共施設等総合管理計画に位置づけられた個別施設計画に基づき、適切に公共施設を維持管理していく

債務償還可能年数の分析欄

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債の新規借入れの増により地方債現在高が増加し、これにより将来負担比率は前年度比増となったが、類似団体との比較では依然として低い水準を保っている。また、有形固定資産減価償却率についても、類似団体との比較においては引き続き低い水準を保っているが、前年度からは増加となっている。今後は、将来を見据え、公共施設等総合管理計画において適切に管理していく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率、将来負担比率ともに類似団体と比較して低い値で推移しているが、経年で見ると前年度からは増加した。実質公債費比率の前年度比増の理由は、臨時財政対策債償還額の増である。将来負担比率の前年比増の要因は、27年度までは投資的事業が比較的少なかったことにより、市債の借入れが抑制されてきたが、28年度は福祉施設の新築や既存施設の大規模改修が重なったことにより、市債の借入れが前年度比増となり、将来負担額が前年度比増加したことによるものである。今後数年間は、大規模な施設改修事業や市街地再開発事業がピークを迎え、これに伴い市債の借入れが増加し、指標値は上昇していくことが予測されるが、世代間負担の公平性とのバランスに考慮し、適正な財政運営に努めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2016年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2016年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2016年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2016年度)

財務書類に関する情報②(2016年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

埼玉県所沢市の2016年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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