事業・施設概要
| 都道府県 | 栃木県 | 経営主体 | 足利市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 149,720人 |
| 現在給水人口 | 146,216人 | 給水区域面積 | 9,890ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
【健全性】経常収支比率、料金回収率ともに100%を超えており、類似団体平均と比較しても良好な数値であることから、健全性は確保されているといえます。累積欠損金比率も健全性を示す0%を維持していますが、人口減少による給水収益等の減少が見込まれるため、現状を維持できるよう努める必要があります。また、企業債残高対給水収益比率は減少傾向であり、今後も企業債償還が一層進み改善が続くことから、類似団体平均と比較しても、企業債残高は適切な水準であると考えられます。【効率性】施設利用率は類似団体の平均を上回り、かつ上昇傾向にあるため、適切な施設規模であるといえます。一方、有収率は平均を下回っていることから、収益に結びつかない原因の究明とともに、漏水対策等による収益の底上げが課題であると考えられます。
老朽化の状況について
保有資産全体では、有形固定資産減価償却率が類似団体平均と比較して上回っていること及び上昇傾向であることに加え、管路経年化率も上昇傾向であることから、老朽化が進んでいると考えられます。したがって、管路の更新等の必要性が高まっているといえます。また管路更新率は、昭和5年の事業開始時に布設した鋳鉄管の布設替延長に加え、通常の布設替も含めて集計することとした平成27年度から上昇傾向にあり、類似団体平均も上回っていることから、更新状況は良好な水準であると考えられます。
全体総括
現状では、経営の健全性は確保されていますが、効率性において有収率の低下がみられます。今後は人口減少等により収益の減少が見込まれることもあり、収益の底上げは重要な課題になると考えられます。また、施設の老朽化・耐震化対策等事業の維持に必要な投資額は増大すると考えられます。昨年度に策定した「経営戦略」をもとに、投資と財源の均衡を図りながら取り組んでいく必要があります。
経営状況
収支構造
総額24.1億円
総額20.3億円