茨城県阿見町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
平成20年度および平成21年度の法人税の大幅減の影響により、前年度よりも0.7ポイント減少しているが、類似団体と比較して法人税収入が多いため高い数値となっている。これは一部大規模法人の業績好調によるものであり、財政基盤が安定・向上しているわけではないので、財政基盤を安定させるため今後も人件費の削減、投資的経費の抑制等、歳出の徹底的な見直し及び徴収業務の強化等の歳入確保に努め、財政の健全化を図る。
財政構造の弾力性
経常収支比率は87.6%で、昨年度の94.3%と比較すると6.7ポイント改善している。この要因としては,地方税・普通地方交付税及び臨時財政対策債が増となるなど、経常一般財源総額が大幅に増加したためである。今後は、『類似団体平均値以下』を目標に経常経費の削減を図る。
人件費・物件費等の状況
消防及びごみ処理を単独で行っているため類似団体平均値を若干上回っている。今後は、『類似団体平均値以下』を目標に物件費等の削減に努めていく。
給与水準(国との比較)
類似団体平均値を上回る99.9となっているが、『人件費及び人件費に準ずる費用』の人口1人当たりの歳出決算額は、類似団体平均値を下回っている。今後も給与の適正化に努めていく。
定員管理の状況
平成21年度決算と比べ0.03人減の6.86人とほぼ類似団体平均値となっている。今後職員削減計画の見直し等を含め、引き続き職員数の適正化に努める。
公債費負担の状況
起債事業の抑制等を継続し『平成23年度決算時までに実質公債費比率を全国平均以下とする。』を目標に改善を図った結果、類似団体平均値を下回る10.2%となっている。今後も引き続き起債事業の抑制等を継続していく。
将来負担の状況
15.2%で前年度と比較して13.0ポイント減少している。主な要因としては、組合等負担見込額等が減少傾向にあり、また、財政調整基金の増により充当可能財源として基金が大幅に増加したことがあげられる。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
消防業務、ごみ処理業務を単独で行っているため、人件費に係る経常収支比率は類似団体平均値と比較すると高くなっているが、一部事務組合の人件費分に充てる負担金等を加えた『人件費及び人件費に準ずる費用』の人口1人当たりの歳出決算額は、類似団体平均値を下回っている。これは以前より継続してきた職員削減の効果と思われる。今後も引き続き人件費の抑制に努めていく。
物件費
類似団体平均値と比較すると高くなっているが、これは消防業務、ごみ処理業務を単独で行っているため、需用費の額が類似団体に比べ大きくなっているためと思われる。今後も物件費の抑制に努めていく。
扶助費
類似団体平均値と比較すると低くなっているが、年々上昇傾向にあるため、社会情勢を注視しつつ扶助費の適正化に努めていく。
その他
類似団体平均値と比較すると高くなっているが、これは下水道事業に対する繰出金が多くなっているためである。今後は下水道事業の効率化、料金の適正化等を図り、繰出金の抑制に努めていく。
補助費等
類似団体平均値と比較すると低くなっているが、これは消防業務、ごみ処理業務を単独で行っているため、一部事務組合の負担金が類似団体と比較して低くなっていることによるものである。
公債費
類似団体平均値と比較すると高くなっているが、これはごみ処理施設の整備に多額の起債をしており、その償還金の額が多大となっているためである。起債事業の抑制に努めているため年々減少しており、今後も抑制を継続し、公債費の削減に努めていく。
公債費以外
平成20・21年度は大規模法人による町民税法人税割の減等により比率が大幅に上昇したが、平成22年度には大規模法人の業績回復等による町民税法人税割の増、普通交付税の増等による経常一般財源総額の回復により類似団体平均値並みとなっており、今後は『類似団体平均値以下』を目標に、歳出額の抑制に努めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
平成20年度は大規模法人による町民税法人税割の減の一方普通交付税が不交付であったこと等により、実質単年度収支が赤字となっていたが、平成22年度は大規模法人の業績回復等による町民税法人税割の増、普通交付税の増等による歳入増等があったことにより、実質単年度収支は、8億9百万円の黒字となっている。また、これまで取り崩しを続けてきた財政調整基金残高は、平成22年度に5億7千万円を積み立てたことにより16億6千2百万円に回復している。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
主な変動としては、水道事業会計では、給水収益の増・企業債償還金の減等により平成20年度及び平成21年度の黒字額が増加したが、平成22年度剰余金の一部をコーラブル預金に積み立てたため減少に転じている。一般会計では、平成20年度にリーマンショック等の影響により法人税収が大きく落ち込んだが、その後の回復及び普通交付税の増等により黒字額が増加に転じている。国民健康保険特別会計では、前期高齢者交付金の伸び等により黒字額が増加しているが、今後は保険給付費の伸びが予想されることから、黒字額は縮小傾向にあると考えられる。全体としては、全ての会計において黒字を確保しており、連結実質赤字額がないため、連結実質赤字比率の該当はない。今後も比率が生じないよう、適正規模の実質収支の確保等に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
元利償還金15億8千6百万円のうち約5億円がごみ処理施設の整備に係る償還が占めており、大きな財政負担となっているが、当該償還が平成23年度をもって終了することから、以後元利償還金は減少する見込みである。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
将来負担額では、公営企業債等繰入見込額について、町施行の土地区画整理事業が換地処分段階になるなど事業に係る公営企業債等繰入見込額が減少傾向にある。また、組合等負担等見込額についても、牛久市・阿見町斎場建設等に係る償還が進み負担が減少している。その一方、充当可能財源等では、充当可能基金について、財政調整基金が大幅に増加したことにより、将来負担比率の分子は減少傾向にある。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
茨城県阿見町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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