地方財政ダッシュボード

茨城県常陸太田市の財政状況(2010年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

平成16年12月1日に近隣の一町二村を編入合併し、茨城県内一広い行政区域を持つ市となったうえ、編入した町村はいずれも過疎町村であり、全国平均を上回る高齢化率(平成22年10月1日現在29.7%)であることに加え、市内に主だった企業がないこと等から財政基盤が弱く、0.43と類似団体平均を大きく下回っている。このため、常陸太田工業団地・宮の郷工業団地への企業誘致、人口減少対策などに積極的に取り組んでいる。

財政力指数

財政構造の弾力性

人件費・公債費・物件費などの一財充当経常経費の減少に加え地方交付税の増などにより経常一般財源等も増加したため、91.5%と対前年度比で1.3ポイント減となったものの、類似団体平均を上回っている。第1次定員管理適正化計画に基づき平成17年度から平成21年度末までの5年間で11.8%(90人)の人員削減を実施し、数値目標を超える人員を削減したが、対人口比職員数の割合は県内他市状況と比べて依然として高い状況にあるため、第2次定員管理適正化計画に基づき平成22年度から平成26年度までの5年間で10.4%(70人)の人員削減を図る。また、すべての事務事業についてPDCAサイクルにより継続的に改善を行い、経常経費の削減を図っている。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費・物件費及び維持補修費とも類似団体平均を上回っている。これは、ごみ・し尿処理事業や消防事務などを単独で実施しているためである。今後も引き続き常陸太田市行政改革大綱に基づき、事務事業全体にわたる総点検を実施し、さらなる民間委託等の推進、指定管理者制度の活用を積極的に行っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

96.4と類似団体平均を下回っている。各種手当についても管理職手当減額支給や特殊勤務手当見直し等を行っており、今後も引き続き給与の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

行政区域が茨城県内一広いこと、ごみ・し尿処理事業、消防事務などを単独で実施していること、また過疎町村の編入合併を背景とした人口の減少も進んでいることなどから、類似団体平均を上回っている。今後も引き続き定員管理適正化計画に基づき人員削減を行い、適正な定員管理に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

10.8%と類似団体平均を下回っている。今後、準元利償還金の増が見込まれるが、すべての会計において借り入れと償還のバランスに考慮した事業計画を策定し、将来の公債費負担の縮減を図っていく。

実質公債費比率

将来負担の状況

40.5%と類似団体平均を下回っている。地方債現在高及び退職手当負担見込額が減少となり、標準財政規模、普通交付税及び基金残高が増加したため、平成21年度と比較し23.9ポイント低下した。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

31.3%と類似団体平均に比べて高い水準にある。これは、ごみ・し尿処理事業や消防事務を単独で行っているために、職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因であり、行政サービスの提供方法の差異によるものといえる。第1次定員管理適正化計画に基づき平成17年度から平成21年度末までの5年間で11.8%(90人)の人員削減を実施し、数値目標を超える人員を削減したが、更に第2次定員管理適正化計画に基づき平成22年度から平成26年度末までの5年間で10.4%(70人)の人員削減を図る。

経常収支比率(人件費)

物件費

し尿収集業務の許可制移行、長期継続契約の拡大、事務機器の再リース対応、事務事業の見直しによる需用費の減額等により近年下降傾向にあるが、ごみ・し尿処理事業、消防事務を単独で行っているため各施設の管理費用が大きく依然として11.9%と類似団体平均を上回っている。今後も常陸太田市行政改革大綱に基づき、事務事業全般にわたる総点検を実施し、さらなる行革による経費節減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

医療費助成を市単独事業により小学校4年生から中学校3年生まで拡充していること、障害者の低所得者に対する通所施設負担上限の設定の実施に加え、子ども手当の一律13,000円支給や生活保護費の増加により前年よりも率が上昇したが、依然として6.1%と類似団体平均を下回っている。要因としては過疎化(平成22年度人口増減率-1.41%)・少子高齢化(平成22年出生率4.40‰、平成22年10月1日現在少子率11.21%、平成22年10月1日現在高齢化率29.66%)が進む中で児童福祉費の対象者が少ないことが考えられる。引き続き過疎化・少子化対策に取り組む必要がある。

経常収支比率(扶助費)

その他

市町村合併により行政区域が茨城県内一広くなり、簡易水道・公共下水・農業集落排水・特定地域生活排水などの公営企業に対する繰出金が大きく、類似団体平均を上回っている。平成22年度はこれまでに整備してきた公共下水道施設の維持管理経費として公共下水道事業会計への繰出金が増加したこと等により上昇(繰出金のみでは平成22年度14.5%、前年度比1.0ポイント増)し、16.3%となった。引き続き、地方公営企業を含めた事務事業の見直しを進め、経費削減を図る。

経常収支比率(その他)

補助費等

3.6%と類似団体平均を下回っている。これは、ごみ・し尿処理事業や消防事務を単独で行っているため、それらを一部事務組合等で実施している類似団体等と比較して事務負担金がないことが大きな要因である。また、各種団体への補助金については、民間委員で組織した検討委員会の意見を反映させ、計画的な見直しを行っている。

経常収支比率(補助費等)

公債費

ごみ処理事業や消防事務を単独で行っていることによる公債費や合併特例債償還費の増などが要因となり類似団体平均を上回っているが、新規借り入れの抑制により平成19年度をピークに下降傾向にある。今後も、借り入れと償還とのバランスに配慮した発行を実施し、将来の公債費の縮減を図っていく。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

ごみ・し尿処理事業や消防事業を単独で行っているため、それらを一部事務組合等で実施している類似団体等と比較して補助費等は下回っているが、人件費・物件費は類似団体平均を上回っている。また、扶助費においては類似団体平均を下回っているが近年増加傾向にあり、公営企業への繰出金の増などにより70.4%と前年から0.8ポイント減少したものの、類似団体平均を上回った。今後も常陸太田市行政改革大綱に基づき、事務事業全般にわたる総点検を実施し、さらなる行革による経費節減に努める。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

平成21年度からの繰越事業である旧清掃センター解体撤去事業等に多額の不用額が発生しているため、実質収支比率は4.25%となった。実質単年度収支は3%台で推移しており、財政調整基金残高も増加傾向にある。今後も引き続き将来の財政負担の軽減を図るとともに、歳入歳出額の適正化に努める。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

全ての会計において赤字はなく黒字決算となっている。また、会計別の構成をみると、最も構成比の高い会計は水道事業会計であり、次いで一般会計、国民健康保険特別会計という状況が続いている。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金等は減少し、算入公債費等は増加しているため、必然的に実質公債費比率の分子は減少している。元利償還金の減少は、地方債の借入抑制や補償金免除繰上償還が要因となっている。また、算入公債費等の増加は、交付税措置の高い合併特例債や過疎債の活用により償還費の負担軽減を図っていることによる。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

将来負担額は減少し、充当可能財源等は増加しているため、必然的に将来負担比率の分子は減少している。将来負担額の減少は、一般会計における地方債の借入抑制による地方債現在高の減少と、定員適正化計画の推進による職員数の削減に伴う退職手当負担見込額の減少が要因となっている。また、充当可能財源等の増加は、将来世代の負担軽減のために財政調整基金等への基金積立に努めていることから、充当可能基金が増加していることが要因となっている。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

茨城県常陸太田市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。