福島県只見町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
水力発電施設の固定資産税収入があることから、0.28と類似団体内平均値を0.02ポイント上回っている。固定資産税収入は大規模償却資産が主であり、償却の進展により税収が年々減少していくため、税の徴収強化や家屋全棟評価の実施等により、更なる歳入の確保に努める。
財政構造の弾力性
70.4%と類似団体平均値の80.4%を10.0ポイント下回り、前年度比で8.1ポイントの減となった。これは、地方債の繰上償還等により公債費の削減を行っていること等によるものであり、引き続き行財政改革に取り組み、人件費の抑制や義務的経費の縮減に努めるとともに、施設の再配置・大規模改修を進め、コスト低減を図っていく。
人件費・物件費等の状況
類似団体平均値227,393円を大きく上回る267,807円となっている。依然として高水準となっているのは、当町が広大な面積を有しており、各種施設が分散しているためであるため、今後とも人件費の低減や施設の再配置・管理の委託化を進め、コスト低減を図っていく。
給与水準(国との比較)
類似団体平均値94.9に対し2.7ポイント上回る97.6となっている。これは経験年数階層内職員分布の変動によるものが主であり、今後とも給与体系の適正化に努めなければならない。
定員管理の状況
面積が広大なことから、地区センターや保育所、小学校が旧村単位にあり、診療所も直営で行なっているため、類似団体平均値14.53人を上回る15.59人となっている。今後とも退職者の補充調整や指定管理制度の活用、施設の再配置、民間委託等の推進により職員数の適正化を図り、人員管理に努める。
公債費負担の状況
起債について、近年は、当該年度の元金償還額未満の新規発行を原則としてきたことから、類似団体平均値13.5%を6.7ポイント下回る6.8%となった。今後は、大規模な町有施設改修が計画されているため、計画的な起債と優良債の活用を行い、負担の抑制に努める。
将来負担の状況
将来負担軽減に向けた繰上償還の実施や充当可能基金への積立を行い、将来負担比率が算定されないこととなった。今後は大規模な町有施設改修が計画されているため、高利率地方債の積極的な繰上償還や充当可能基金の確保等、将来負担の軽減に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
人件費に係るものは、平成22年度において20.0%となっており、類似団体平均の22.9%に比べて若干低い水準となっている。当町は直営施設数が多く、職員数も多くなりがちな傾向にあるため、今後とも人件費の低減や施設の再配置・管理の委託化を進め、コスト低減を図っていく。
物件費
物件費については、概ね類似団体平均と同等の数値となっており、指定管理者制度等による民間委託化を今後も進め、適正な事業費を確保していく必要がある
扶助費
扶助費に係る経常収支比率は類似団体平均を大幅に下回っており、今後も抑制に努めるものとする。
その他
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っているが、特別会計への繰出金は増加傾向にある。これまでに整備してきた農業集落排水施設や簡易水道施設への維持管理経費・公債費償還等や、観光施設や交流施設等の維持管理経費等公営企業会計への繰出金が今後も増加していく傾向にある。今後も経費を節減するとともに、独立採算の原則に立ち返り料金の値上げ等を図りながら、普通会計の負担額を減らしていくよう努める。
補助費等
補助費等その他に係る経費については類似団体平均を下回っており、今後も補助金交付の妥当性等を検証し、不適当な補助金は見直しや廃止を行う方針である。
公債費
起債について、近年は、当該年度の元金償還額未満の新規発行を原則としてきたことから、類似団体平均値20.5%を4.3ポイント下回る16.2%となった。今後は、大規模な町有施設改修が計画されているため、計画的な起債と優良債の活用を行い、負担の抑制に努める。
公債費以外
経常収支比率が大幅に改善したことに伴い、公債費以外の経常経費についても大幅に減少している。今後も財政改革に取り組み、人件費の抑制や義務的経費の縮減に努めるとともに経常コスト低減を進めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
実質収支比率については、財政調整基金への積立金の増加等により大幅に改善している。これは、今後の施設の再配置や大規模改修の計画による、一時的な財源確保のための増加によるものである。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
おおむね黒字で推移しており、一般会計以外の特別会計は大きな変動なく推移している。一般会計については、経済対策等の国の補正予算による繰越事業の増の影響で、年度によっては増減はしているものの黒字を維持している。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
元利償還金等については年々減少傾向にあり、算入公債費等については増加傾向にあるため、実質公債費比率の分子については減少傾向にある。今後とも、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
年々減少傾向にある要因としては、地方債の繰上償還等による地方債残高の減や、普通交付税の増額に伴う標準財政規模の増、財政調整基金等へ積立による充当可能基金の増額等があげられる。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
福島県只見町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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