事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 美里町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 24,554人 |
| 現在給水人口 | 24,529人 | 給水区域面積 | 7,336ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営収支比率は104.31%、累積欠損金比率は0%、料金回収率は100.40%となっており、減少傾向で推移している。また、給水原価は280.48円となり、類似団体より101.89円高い状況にある。収入については、給水人口の減少により給水収益が伸び悩んでいるのに対し、支出については、施設の修繕費等が増加傾向にあることが原因と考えられる。流動比率が類似団体より低いのは、現金等の流動資産が減少し、企業債償還金等の流動負債が増えていることが原因と考えられる。企業債残高給水収益比率が類似団体より129.71%高いのは、類似団体より企業債残高が多いことが原因と考えられる。施設利用率は類似団体より7.51%低い水準である。給水人口の減少により、配水量が減少したことが要因と考えられる。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が類似団体と比較して低いのは、浄水場の建設や南郷地域の石綿セメント管の更新が完了したため、所有する資産が比較的新しいためと考えられる。しかしながら、管路経年化率が類似団体に比べ高いのは、小牛田地域の石綿セメント管等の耐用年数を迎えた老朽管が増加しているためと考えられる。管路更新率は、事業が年度内に完了せず、翌年度へ事業の繰越を行ったため、老朽管の更新延長が伸び悩んでいる状況にある。
全体総括
老朽管の更新を早急に進めたいが、財源となる料金収入が給水人口減少や節水機器の普及により伸び悩んでいる。そのため、企業債により老朽管の更新を進めているが、今後、企業債償還額が増加傾向で推移する予定であり、それが経営を圧迫している状況にある。企業債の借入額と償還額のバランスをとり、企業債残高を減少させることで、経営の安定化を図る必要がある。水道料金については、令和元年10月に料金改定を行っており、増収により経常収支比率や料金回収率といった指標の向上が期待されるが、併せて、更なる経費縮減を行うことで、経営基盤の強化を行う必要がある。今後については、持続可能な経営を行うため、適正な料金水準の検証、更なる経費節減を行うため資産のダウンサイジング等の施設管理計画の策定を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額6.9億円
総額6.7億円