事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 美里町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 24,788人 |
| 現在給水人口 | 24,759人 | 給水区域面積 | 7,336ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営収支比率は100.51%、累積欠損金比率は0%であり、現時点では、赤字団体ではないが、料金回収率は96.48%に留まっており、必要な経費を水道料金収入で確保できていない。給水原価が類似団体より122.22円高いことが原因と考えられる。現在の給水原価を低く抑えるよう、更なる経費の節減が必要である。流動比率が類似団体より低いのは、現金等流動資産が減少し、企業債償還金の流動負債が増えていることが原因と考えられる。企業債残高給水収益比率が類似団体より193.26%高いのは類似団体より企業債残高が多いことが原因と考えられる。今後、企業債の借入額と償還額のバランスをとることで、企業債残高給水収益比率が減少傾向で推移するものと考える。施設利用率は類似団体より3.97%低い水準である。給水人口の減少により配水量が減少していることが原因と考えられる。有収率は、類似団体と同水準で推移している。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が類似団体と比較して低いのは、浄水場の建設や南郷地域の石綿セメント管の更新が完了したため、所有する資産が比較的新しくなったためと考えられる。しかしながら、管路経年化率が類似団体に比べ高いのは、小牛田地域の石綿セメント管の更新がまだ終了していないためと考えられる。管路更新率は類型団体を下回っている。更新を行う路線の復旧要件等の地理的条件により事業費が嵩み、老朽管の更新延長が伸び悩んでいる状況にある。
全体総括
老朽管の更新を早急に進めたいが、財源となる料金収入が給水人口減少や節水機器の普及により減少している。そのため、企業債により老朽管の更新を進めているが、今後も企業債償還額が増加傾向で推移する予定であり、経営を圧迫している状況である。水道料金については、平成25年度と平成26年度に料金改定を行ったが、料金回収率は100%に達していない。今後については、効率的に老朽管の更新を行い有収率を向上させる必要がある。また、安定経営が持続可能な料金水準の検討、更なる経費節減を行うため包括的業務委託の検討を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額6.9億円
総額6.9億円