事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 美里町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 25,174人 |
| 現在給水人口 | 25,135人 | 給水区域面積 | 7,336ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営収支比率は100%、累積欠損金比率は0%であり、現時点では、赤字団体ではない。また、料金回収率は100%に達しておらず、必要な経費を水道収入で確保できていない。給水原価が類似団体より120円も高いのが原因と考えられる。現在の給水原価を低く抑えるよう、さらなる経費の節減が必要である。流動比率が類似団体より低いのは、現金等流動資産が減少し、企業債償還金の流動負債が毎年増えているのが原因であると考えられる。企業債残高給水収益比率が類似団体より214.6%も高いのは類似団体より企業債残高が多いことが考えられる。企業債残高増加の原因は企業債による浄水場の新築及び南郷地域の石綿セメント管の更新をしたためである。施設利用率は類似団体と同程度である。有収率は、類似団体より8.25%も低いのは、水道管の漏水が多いのが原因と考えられる。
老朽化の状況について
固定資産減価償却率が類似団体と比較して低いのは、浄水場を新築したためと、南郷地域の石綿セメント管の更新が終了したためと考えられる。しかしながら、管路経年化率が類似団体に比べ高いのは、小牛田地域の石綿セメント管の更新がまだ終了していないためと考えられる。管路更新率は類似団体と同程度であり、毎年老朽管の更新を行っている状況にある。
全体総括
老朽管の更新を早急に進めたいが、原資になる料金収入が人口減少や節水機器の普及により減少している。そのため、企業債により老朽管の更新を進めているが、毎年、企業債の償還金が増え、経営を圧迫している状況である。水道料金については、平成25年度に料金改定を行ったが、料金回収率は100%に達していない。現在の水道料金は類似団体では、全国4位の高料金であり、さらなる水道料金の値上げは厳しい状況にある。今後については、管路更新の優先順位を見直すなど、効率的に老朽管の更新を行い有収率を向上させる必要がある。料金収入の増加が見込めないため、さらなる経費節減を行うため、業務の民間委託等を進めていく。
経営状況
収支構造
総額7.0億円
総額7.0億円